Spirit Fest (最近よく聞く音楽3)
まずは2曲お聞きあそばせ。1曲目はドイツのバンド、Notwistの「Consequence」。2曲目は日本のポップユニット、テニスコーツの「バイババビンバ」。ドイツと日本、この2組が合体するとこうなります。ということで、Spirit Festです。Notwistの中心人物であるマーカス・アーチャーが2005年に来日した際、タワレコで視聴したコンピレーションアルバムにテニスコーツの楽曲が収録されていたそうで以来、彼はテニスコーツの大ファンにな...
ズーカラデル(最近よく聞く音楽2)
音楽ネタ、第2回です。まずはこちらを。ズーカラデルというバンドのボーカルによる、弾き語りライブです。曲名は「春風」。ビートルズ的なアコギのイントロ、風貌からは想像つかないような、優し気な歌声。力強いんだけど、壊れやすそうな。一言一言をかみしめるように、いとおしむように歌っていてそれが会場の雰囲気とも絶妙にマッチしていて。時折聞こえてくる、赤ん坊の泣き声もなぜか心地よく感じられるのです。歌詞もいいん...
ミドリカワ書房(最近よく聞く音楽1)
たまには音楽の話でも。最近お気に入りのミュージシャンを3、4回くらいに分けてご紹介したいと思います。※忙しくて美術館行ってないからネタがないのです。。ってことで第一回はミドリカワ書房。最近の人ってわけでもないのですが、ちょっと前にたまたま「恍惚の人」という曲を知って、どはまりしてしまいまして。タイトルはたぶん、有吉佐和子の小説からでしょうね。おじいさんの何気ない日常のワンシーン、と思いきや曲が進ん...

ドニ「赤いエプロンドレスを着た子ども」
あらあら、なんと愛らしい。前のめりがちにトコトコ歩いている最中に、名前を呼ばれて振り向いたんでしょうか。タンポポみたいなふわっとあどけない表情、後ろにはピンク色のお花畑、そして金色の空。大胆な点描で、幸福の一瞬を走り書きしたような一枚ですね。Child in an Apron or Little Girl in a Red Dress(c.1889)Maurice Denis子どもの日は姪っ子と遊びたかったんですが、緊急事態宣言ですし東京は引き続き感染者増えてる...

ペン立てにまつわるお話
久しぶりの更新です。体調はすっかり良くなったんですが、今度は仕事が殺人的に忙しくなり…今日も、ついさっきまで休日出勤してました。4月から組織変更やら何やらで、あわただしい日々なのです。そんななか、どうやってストレス発散しているかというと。引き続き美術館には行けない状況なので、もうひとつの趣味である万年筆の出番なわけですね。眺めてるだけでも幸せだし、文字を書けば達筆な気持ちになれて幸せだし、ペン先を洗...

マネ「ビヤホールのウェイトレス」
ビールが飲みたいです…。Corner of a Cafe-Concert(1880)Edouard Manetマネ「ビヤホールのウェイトレス」。手前の男性はパイプをくゆらせて、ステージの踊り子に見入っているのでしょうか。ウェイトレスのお姉さんは、ちょっと迷惑そうな表情でビールを運んでます。酔っぱらいの相手は大変だもんね。コロナに感染してからピタッと飲酒をやめまして、もうじき禁酒1か月になろうとしています。咳が止まるまでは、と思ってるんです...
石塚真一「Blue Giant Explorer」
このブログではあまり紹介してませんでしたが、実は漫画が大好きです。文学やアート、映画、音楽も好きだけど、歴でいったら漫画が一番かもしれません。大学生のときにバイトしてたコンビニが、店の半分が本屋という変わったつくりでして夜勤のバイトとなると暇な時間もかなりありまして(さぼってるだけ)、新しい雑誌や単行本が入荷されるとひたすら読みふけっておりまして。ジャンプやマガジンみたいな少年誌からビッグコミック...