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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

アンソール「首吊り死体を奪い合う骸骨たち」(アンソール展より)

骸骨と仮面の画家、ジェームズ・アンソール。ベルギー近代美術を代表するこの幻想画家の作品を集めた展覧会が、損保ジャパン東郷青児美術館で開かれています。「ジェームズ・アンソール −写実と幻想の系譜−」。先週末、この展覧会を見に行ってきました。 Skeletons Fighting over a Hanged Man(1891) James Ensorこちらはアンソール「首吊り死体を奪い合う骸骨たち」。中央には首を吊った白衣の男性、長くたれた舌の先には「...
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クノップフ「エドモン・クノップフの肖像」

一昨日行った「アントワープ王立美術館コレクション展」、個人的な一番のお目当てはフェルナン・クノップフでした。展示作品は1つだけだったけど、なるほどなるほどと感心しきりの作品でした。Portrait of Edmond Khnopff(1881)Fernand Khnopff1881年ごろの作品、「エドモン・クノップフの肖像」。画家本人の自画像と思われていたものの、現在ではクノップフの父親を描いたものとされているそうです。椅子の背もたれに体を預け...
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スピリアールト「自画像」

美術館で出会った、今まで聞いた事もなかった画家の作品。あとで家に帰って調べたら、自分の好きな画家と意外なところでつながっていたりして。そんな偶然の出会いと発見こそ、美術館巡りの醍醐味です。今回「アントワープ王立美術館コレクション展」でも、そんな作品に巡り会うことができました。Self-Portrait(1908)Léon Spilliaertレオン・スピリアールトの「自画像」。ベルギー象徴主義に数えられるものの、実際には独...
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マグリット「9月16日」

東京オペラシティアートギャラリーの、「アントワープ王立美術館コレクション展」に行ってきました。アンソールとクノップフがお目当てだったんですが、それ以外にもまったく知らなかった画家の作品など気に入った作品がたくさんあって、とても有意義なひとときでした。ということで、展示作品を何回かにわけて紹介したいと思います。The Sixteenth of September(1956)René Magritte今回ご紹介するのは、ルネ・マグリットの...
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