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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

シャヴァンヌ「貧しき漁夫」とピカソ「海辺の母子像」

国立西洋美術館の「モネ、風景をみる眼」を見てきました。ポーラ美術館との共同企画で、モネの作品35点を中心に、両館が誇る名品を展示するというもの。なので見たことのある作品がかなり多かったのですが、そこをどう見せるかが美術館側の腕の見せ所。たとえばこの並びには、思わずハッとさせられました。 ピュビス・ド・シャヴァンヌ「貧しき漁夫」とパブロ・ピカソ「海辺の母子像」。どちらも好きな作品だったんですが、これら...
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シャヴァンヌ「海辺の乙女たち」

先日、Bunkamuraの「シャヴァンヌ展」を見てまいりました。シャヴァンヌは19世紀後半、フランスで活躍した偉大なる壁画家です。その色彩はフレスコ画にも似ていて、穏やかで叙情的。まずはこちら、「海辺の乙女たち」という作品を。Young Girls by the Seaside(c.1879)Pierre Puvis de Chavannes三者三様、おのおのの世界に浸る半裸の女性たち。彼女たちは「目覚め」「期待」「自己回帰」をあらわすという説もあるそうです。海辺...
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シャヴァンヌ「貧しき漁夫」

そういえば。来年1月より、Bunkamuraでシャヴァンヌ展が予定されているのでした。印象派やアカデミズムとは一線を画し、19世紀最大の壁画家と呼ばれたピュヴィス・ド・シャヴァンヌ。穏やかな色彩と詩情をたたえた作風は同時代のフランスの画家、ドニやルドン、スーラなどに支持されました。シャヴァンヌの作品というと、印象深いのはやはりこちらでしょうか。オルセー美術館所蔵、「貧しき漁夫」という作品です。The Poor Fisherm...
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シャヴァンヌ「眠れるパリを見守る聖ジュヌヴィエーヴ」

シャヴァンヌ「眠れるパリを見守る聖ジュヌヴィエーヴ」。月明かりの下にたたずむパリの守護聖人を描いた作品です。光は街をつつみ、誰もそれには気付かず眠りについている。それにしても……向こうに広がるのは海でしょうか。パリから海は見えないと思うけれどおとぎ話の夜だから、そんな幻想も許されるのでしょう。おぼれるような明るさに家並は黙ししじまが広がってまいります。St. Genevieve Watches Over the Sleeping City of ...
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和田三造「壁画画稿」

「南風」のマッチョで凛々しいイメージが強かったので、こんな作品も描いてたんだとびっくりしました。和田三造「壁画画稿」。滋賀県立近代美術館の「近代の洋画、響き合う美」より。 Draft for Mural Painting(c.1926)Wada Sanzo色彩も何も、おもいっきりモーリス・ドニなんですよね。ドニ好きの自分としては、思いもかけぬ展開でニヤニヤしちゃいました。空の色も、山並みの色も、人物の雰囲気も、見れば見るほどドニっぽくて...
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