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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

ユトリロ「モンマルトルのキャバレー、ラパン・アジル」

Cabaret du Lapin Agile à Montmartre(1916-18)Maurice Utrillo今日は日本橋高島屋の「ユトリロ展」に行ってきました。こちらはチラシのメインビジュアルにも使われている「モンマルトルのキャバレー、ラパン・アジル」という作品です。制作年は1916年から18年のあいだ。いわゆる「白の時代」から「色彩の時代」へと移行する期間にあたり、漆喰で塗固めた白い壁と褐色の世界に赤や緑の鮮やかな色彩が見て取れます。酒におぼれ、...
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モーリス・ドニ「イヴォンヌ・ルロールの3つの肖像」(ドビュッシー展より)

待ちに待った3連休ということでさっそく昨日、ブリヂストン美術館の「ドビュッシー、音楽と芸術」を見てきました。どっちかというと玄人好みの難しめな展示をイメージしてたんですが、いやいやとんでもない!オルセー美術館・オランジュリー美術館との共催だけあって、まさかの名品がざっくざくで。なかでも個人的にうれしかったのがモーリス・ドニ。彼の作品がなんと9点、夢のようなひとときでした。 Portrait of Yvonne Lerolle...
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モーリス・ドニ「それは敬虔な神秘さだった」(連作「愛」より)

府中市美術館「世紀末、美のかたち」。後半、退廃的でグロテスクな作品が続くなか最後に出会ったのがモーリス・ドニの連作「愛」でした。まさか展示されているとは思わなかったので、それこそ敬虔で神秘的な気持ちになりました。It was a Religious Mystery - Amour 4(1892-99)Maurice Denisモーリス・ドニ「それは敬虔な神秘さだった」。12点の連作「愛(アムール)」の4番目の作品で、窓から差し込む光が2人の女性を美しく照ら...
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モーリス・ドニ「家族の肖像」

また、モーリス・ドニ展に行ってきました。2週間前に行ったばかりですが、まぁ、好きなもので。。。前回とはまた違う心境で展示を見てまわりましたが、ドニの描く妻と子どもの笑顔に、やっぱり心を打たれます。ちょっと泣きそうになりました(笑)Grand Portrait de Famille(1902)Maurice Denisこちらはモーリス・ドニ「家族の肖像」。家族全員がしあわせそうにこちらを見つめているのは、描き手である父親(ドニ)と心が通じ合...
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モーリス・ドニ「水浴」

そこには不安も憂いもなく、よせてはかえす波のあわいに健康的な裸体が躍ります。モーリス・ドニ「水浴」。歓喜の一枚。Bathing(1920)Maurice Denis薄紫の雲は、もうじき日が暮れることを意味しているのでしょうか。天の高みから睥睨するように熱を注ぐ太陽ではなく、あの岩壁の向こうから、大地を包む優しい日差し。そしてドニの手にかかれば、ボートや衣服の白、波の青でさえ、あたたかく見えてきます。この色彩の巧みさと、丸...
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