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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

モーリス・ドニ「純潔の春」

以前にもご紹介しましたが、モーリス・ドニの「純潔の春」。画集に載っているのを見て一目惚れしてしまった作品ですが、もともと個人蔵だったものが、なんと三菱一号館美術館の所蔵になっていました。ヴァロットン展を見に行って、途中でこの作品と巡り会ったときの歓びといったら……。柔らかな色調、幸福にみちあふれた女性たちの表情。国内のドニ作品のなかでも、出色の作品だと思います。Virginal Spring(1899)Maurice Denisヴ...
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土田麦僊「春」

今日は講談社野間記念館へ。「横山大観と大正・昭和の画家たち展」を見てまいりました。Spring(1920)Tsuchida Bakusenこちらは土田麦僊「春」。左に白木蓮を、右に赤い椿を置き、中央には幼子に手を差し伸べる母親の姿。その後ろには、梨の花が広がります。白、赤、そして緑。これらは代表作の「大原女」にも通じる色彩ですが解説文にもあったとおり、本作からは宗教的な雰囲気が感じられます。ぼくはこの作品を見たとき、モーリ...
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モーリス・ドニ「聖母月」

ナビ派を代表する理論家であり、聖書の画家ともいわれるモーリス・ドニ。名古屋のヤマザキマザック美術館に、彼の絵が2点展示されていました。どちらもあまりに素晴らしくて絵の前のソファに腰かけてしばし時間を忘れて……。今回はそのうちの1点、「聖母月」を。 Month of Mary(1907) Maurice Denisモーリス・ドニ「聖母月 -あるいは春の風景の中の聖母」。白、薄紫、浅黄、桜、薄青などやわらかな色彩と光が画面に満ち満ちてい...
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奥田元宋「松島暮色」

雪はもうやんでしまったのでしょう。波ひとつない海のおもてに白化粧の樹々がうつり、果実のような夕陽が沈んでいきます。樹雪は淡いむらさきを帯び、静かな静かな風景が暮色に染まる——。日本三景のひとつ、松島を描いた奥田元宋の「松島暮色」という作品です。 Matsushima Twilight(1976) Okuda Gensou滅多に雪が降らない松島ですが、偶然この地で雪景色と巡り会った奥田元宋は「一期一会のよろこび」と語り、幻想的な奇跡の...
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石田武「千鳥ヶ淵」

今日はお昼休憩のついでに、ちょっとお花見に行ってきました。途中でお弁当を買って北の丸公園で桜を見ながら食事して、そのあと千鳥ヶ淵へ。昨日の雨風でだいぶ花びらが散ってしまいましたが水辺を覆う花筏も、足下に散り敷く花筵も、それはそれは風情があって。とても楽しいひとときでした。 Cherry Blossoms at Chidorigafuchi(2005) Ishida Takeshiこちらは石田武「千鳥ヶ淵」。こないだ山種美術館の「桜 さくら SAKURA」...
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