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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

下村観山「小倉山」

今日は大田区立郷土博物館の「川瀬巴水展」(中期)を見て、そのあとぶらっと横浜へ。横浜美術館の「下村観山展」を見てまいりました。  Mt. Ogura(1909)Shimomura Kanzanこちらは下村観山「小倉山」。鬱蒼たる秋の木立に一人腰をおろすのは、平安時代の貴族・藤原忠平。彼が詠んだ「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの 御幸待たなむ」という和歌を絵にあらわしたものだそうです。小倉山の峰の紅葉よ、もし心があるの...
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ピカソ「扇子を持つ女」(プーシキン展より)

やはりピカソはすごい。横浜美術館の「プーシキン美術館展」ではピカソの作品が3点並べて展示されていましたが、旧態を跡形もなく壊しては新たな世界を切り開いていく彼の画風の変転と、尋常ならざるエネルギーに圧倒されるばかりでした。Woman with a Fan(1909)Pablo Picassoこちらはパブロ・ピカソ「扇子を持つ女」。前述の3点のうちのひとつです。制作年は1909年。あの「アヴィニョンの娘たち」から2年後、キュビスムの時代の...
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フロマンタン「ナイルの渡し船を待ちながら」(プーシキン展より)

ナイルに夕陽が沈んでいきます。もうじき夜がやってきて大地は寒さにおののくだろか。早く向こうに渡らねばならぬとけれど旅人はなすすべもなく渡し船を見つめるばかり。ウジェーヌ・フロマンタン「ナイルの渡し船を待ちながら」。どうもぼくは、こういう作品に弱いみたいです。Waiting for the Ferryboat across the Nile(1872)Eugène Fromentin茫洋、茫洋。中原中也の口癖が「茫洋」であったとか。覚えているはずもない1歳時...
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ブーシェ「ユピテルとカリスト」(プーシキン展より)

花盛りのフランス・サロン文化その雅びな一時代を軽やかに描いたロココ時代の画家フランソワ・ブーシェの作品が、横浜美術館の「プーシキン美術館展」で来日しています。作品名は「ユピテルとカリスト」。かのルノワールをも魅了した代表作「水浴のディアナ」に負けず劣らず見事な脚線美に目を奪われ、そしてただならぬ女性同士の語らいに思わずドキドキしてしまうわけですが……右側の女性、男です。うわーJupiter and Callisto(17...
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ルノワール「ジャンヌ・サマリーの肖像」(プーシキン展より)

やっと会えました。笑顔の似合う、愛しのあの子。2年越しの想いがようやく現実に。ルノワール「ジャンヌ・サマリーの肖像」です。Portrait of Jeanne Samary(1877)Pierre-Auguste Renoir2年前に開催することが決まっていながら、震災の影響で延期になってしまった「プーシキン美術館展」。「復活」が決まったのは去年の秋、それ以来ずっと心待ちにしていたのです。先に愛知県美で開催だなんてズルイ! みたいな(笑)作品数は66...
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