
堀辰雄の「美しい村」を訪ねて
軽井沢旅行記その3です。2日目(月曜)は10時ごろまで宿でのんびりして、まずは小諸市内の高浜虚子記念館へ。愛媛県松山に生まれ、正岡子規に兄事し俳句を学んだ虚子は、その後東京、鎌倉と移住し、第二次大戦中に戦火を逃れて小諸を訪れます。晩年の約4年間にわたり、小諸の風月を織り込んだ俳句の世界に浸ってきました。高浜虚子記念館入り口。虹立ちて忽ち君の在る如し虹消えて忽ち君の無き如し(高浜虚子)高浜虚子記念館を一...

立原道造「二匹の魚」
日曜から一泊二日で軽井沢に行ってまいりました。代休をとって、月曜はお休みにさせていただいて。あっちこっちまわってきたので後でまとめて書きたいと思いますが、今回はアートではなく文学を巡る旅になりました。一番の目的は昭和初期の詩人、立原道造です。軽井沢から少し離れたところにタリアセンという塩沢湖を中心とした観光地があり、その一角の軽井沢高原文庫で立原道造展が開かれています。日本橋橘町に生まれ、堀辰雄や...
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