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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

ドニ「バッカス祭」

シンバルのような楽器を打ち鳴らす男性に、たくさんの花を抱えた女性。象に乗る人もいれば、踊りに興じる人たちもいます。歓喜の理由は中央の男性が手にした葡萄。ここからお酒ができるとあれば、収穫の喜びもひとしおというものです。猛獣たちが「早く飲ませろ」とせっついているみたい(笑)モーリス・ドニの「バッカス祭」という作品です。Bacchanalia(1920)Maurice Denisぼくもこの中に混ぜてもらいたいくらいお酒が好きなん...
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ユトリロ「パリのサン=セヴラン教会」

ああ、ひなびた一画があり、自由気ままな生活の習慣が残っているあのモンマルトル!他とは異なる、自主独立の雰囲気のあるパリのあの地区には、何と記すべき話が多いことだろう!……もし思いが叶うなら、……石灰塗りの家々の並んだ道の絵か、何かを描きたい。(モーリス・ユトリロ)Eglise Saint-Séverin à Paris(1910-12)Maurice Utrillo前回はユトリロの色彩寄りの話をしましたので、今回は「白の時代」のお話を(順番が逆ですが...
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ユトリロ「モンマルトルのキャバレー、ラパン・アジル」

Cabaret du Lapin Agile à Montmartre(1916-18)Maurice Utrillo今日は日本橋高島屋の「ユトリロ展」に行ってきました。こちらはチラシのメインビジュアルにも使われている「モンマルトルのキャバレー、ラパン・アジル」という作品です。制作年は1916年から18年のあいだ。いわゆる「白の時代」から「色彩の時代」へと移行する期間にあたり、漆喰で塗固めた白い壁と褐色の世界に赤や緑の鮮やかな色彩が見て取れます。酒におぼれ、...
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ブラウエル「Youth Making a Face」

前回もご紹介した、アドリアーン・ブラウエル。17世紀のフランドルの画家ですが、相当なお酒好きだったようです。Youth Making a Face(1633)Adriaen Brouwerこちらはアドリアーン・ブラウエル「Youth Making a Face」。酒場で口の両端に指を引っかけて、「あっかんべー」みたいな仕草をする酔っぱらい。なんでしょう、ものすごい親近感が……。昨晩、一昨晩と2日続けて飲み歩いてたんですが、どちらも気心の知れた仲間同士だったの...
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ベラスケス「バッカスの勝利」

飲んできました。今日が金曜日だったらよかったのに。明日も仕事か・・・。Triunfo de Baco(about 1628)Diego Velázquez本日の一枚は、ディエゴ・ベラスケスの「バッカスの勝利」。酔っぱらいといえば、この一枚。カラヴァッジョの影響を受けているとよく言われますが、なるほど中央の酒神バッカスにはカラヴァッジョ風の中性的な色気を感じます。1628年頃の作品で、プラド美術館所蔵です。そういえば、当ブログでベラスケ...
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