
尾形光琳「紅白梅図屏風」
金曜にお休みをいただいて、熱海へ一泊一人旅にいってきました。お目当てはMOA美術館の「光琳ART」。尾形光琳300年忌を記念する特別展です。Red and White Plum Blossoms(eco, 18th century)Ogata KorinこちらはMOA美術館所蔵の国宝、尾形光琳「紅白梅図屏風」です。梅の咲く時期にこの屏風を見てみたいと、長年の夢がようやくかないました。幹の大部分を画面外にかくした白梅と、画面いっぱいに咲き匂う紅梅。そのあいだには、...

尾形光琳「菊図屏風」
昨年10月、箱根にオープンした岡田美術館。近世・近代の日本画、浮世絵を筆頭に東洋の名品を収蔵する美術館でそのコレクションの中核を成すのが、琳派作品なんだそうです。箱根に行く機会があったら立ち寄りたいと思いつつ、なかなか機会がなくて……。そんな中、日本橋三越で「岡田美術館所蔵 琳派名品展」という嬉しい展覧会が!いつものごとく会期終了ギリギリ前日で見てまいりました。こちらは尾形光琳「菊図屏風」。琳派ならで...

尾形光琳「松島図屏風」
前回に引き続き、東博の「特別展 ボストン美術館展 日本美術の至宝」より。尾形光琳「松島図屏風」です。う~む、ダイナミック! 壮観壮観♪ Waves at Matsushima Ogata Korin光琳の「松島図屏風」は琳派の先達・俵屋宗達の同題の作品を模したものだそうで、比べてみると素人目にも、岩や波の表現が力強く立体的で動きのある印象です。偉大なる先人を模倣するだけでなく、独自の解釈を加えて昇華させたんですねぇ。 俵屋宗達「松...

尾形光琳「八橋図屏風」
5月といえば、根津美術館ですね。庭園のカキツバタに加えて、尾形光琳の「燕子花図屏風」を一般公開!さらに今年は、メトロポリタン美術館所蔵の「八橋図屏風」を並べて見ることができるのです。 Eight Bridges(18th century) Ogata Korinということで、根津美術館の「KORIN展」より尾形光琳「八橋図屏風」です。国宝「燕子花図屏風」を制作してからおよそ10年を経て、再び光琳が描いたのはカキツバタの群生。金地に群青と緑青...

尾形光琳「燕子花図屏風」
左隻には、金地に群れるカキツバタ。右隻には、金地に躍るカキツバタ。尾形光琳「燕子花図屏風」。なるほどこれは、すばらしい。 Iris laevigata(1701-04) Ogata Korin先日根津美術館に行ってきたのですが、同館が誇る国宝が、この「燕子花図屏風」。伊勢物語の「八橋」を描いた作品とされています。色彩は金地に緑青と群青のみなんですが、実物をよく見ると左隻の群青(花)の方が色が濃く、右隻の方が色が淡いことに気づきま...

伝・尾形光琳「紅白梅図屏風」
思わずくらくら目眩がしそうな、めくるめく金世界。出光美術館の「琳派芸術」、予想以上の見応えでした。Red and White Plum Blossoms(18th Century)Attributed to Ogata Korinこちらは伝・尾形光琳「紅白梅図屏風」(左隻)。う~ん、すごい。意志を持ってうねるような枝々と、今まさにポンっとはじけたかのような、生命力にあふれた紅白の花弁。眼前に迫ってくるかと思いきや、手を伸ばすとふっと遠ざかっていきそうで、見れば...

尾形光琳「風神雷神図屏風」
東京国立博物館に行ってきました。本館リニューアルということで胸を躍らせて行ったんですが、目もくらむような文化財の数々に……ホントに気持ち悪くなってしまい、あえなく途中退出。文化酔い(知恵熱?)というやつですね。。。Fujin RaijinOgata Korinということでイマイチ細かいところは覚えていないんですが、こちらはしっかり見てきました。緒方光琳「風神雷神図屏風」。来月から始まる出光美術館の「琳派芸術」(後期展示)...
このカテゴリーに該当する記事はありません。