足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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菱田春草「黒猫」

狩野派の末裔である橋本雅邦に学び、岡倉天心のもと横山大観らとともに「朦朧体」という新たな空気表現に挑み近代日本画の革新を成し遂げた重要人物、菱田春草。彼の生誕140年を記念する「菱田春草展」が、東京国立近代美術館で開かれています。Black Cat(1910)Hishida Shunso菱田春草と言えば、朦朧体を経てたどり着いた装飾的な「落葉」の連作や後世の画家にも大きな影響を与えた猫の連作。上にあげた作品は1910年の「黒猫」(...
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菱田春草「落葉」

眼前に広がるのは枯色の木立。杉やトチノキ、クヌギなどの樹々がぽつりぽつりと佇み、散り敷いた落ち葉のうえで小鳥らが遊んでいます。今回の一点は、菱田春草の「落葉」という屏風絵です。     Autumn Leaves(1909) Hishida Shunso色彩の加減や幹の描き込み具合で木立の遠近感をあらわし、リズミカルに樹々を配置しているもののそこには深い深い静けさがあり、朽ち葉の湿り気や量感といったリアリティの一方で、光とも霧...
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菱田春草「秋の夜美人」

秋の夜、着物の女性を思いつつ。菱田春草「秋の夜美人」。いいなぁ、この雰囲気。今日は仕事が夜の11時ごろに終わったんですが、外に出てみたらいつのまにか雨がやんで星が出ていて、ちょっと湿った涼しい風がすっかり秋の心地でした。雨上がりの秋の夜って、雰囲気がすごく好き。なんだか微かにいいニオイがしてあるく足音や車がはしる音もちょっとやさしく感じます。耳をすませば虫の声も聞こえてきたりして、しずかでしんみりし...
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