fc2ブログ

足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

マックスフィールド・パリッシュ「樫の木に覆われて(居心地のいい場所)」

前回に引き続き、マックスフィールド・パリッシュについて。20世紀初頭のアメリカン・イラストレーション黄金時代を代表する画家として地位と名誉を手に入れたパリッシュでしたが、1931年、彼はそれまでのスタイルを捨てて新たな道を歩み始めます。 Sheltering Oaks(A Nice Place to Be)(1956) Maxfield Parrishパリッシュ「樫の木に覆われて(居心地のいい場所)」。鏡面のように世界を映し出す湖、白い雲をしたがえた青い...
0

マックスフィールド・パリッシュ「幕あい(リュート奏者たち)」

現在世界で最も人気のある画家は、ゴッホ、セザンヌ、そしてパリッシュである。(1936年、タイム誌) Interlude(The Lute Players) (1922) Maxfield Parrishマックスフィールド・パリッシュ「幕あい(リュート奏者たち)」。鮮やかな空の下、リュートを抱えてくつろぐ女性たち。黄金色の陽だまりはどこか神秘的で、左下の岩石の模様は羽のようにも見えてきます。まるで天上に憩う天使たちのよう。奏楽の合間のリラックスし...
0

マックスフィールド・パリッシュ「歓喜」

自宅でパソコンを前にしているとついあれこれ考えてしまうけど、クヨクヨするのは柄じゃないから元気を出していこうと思います。 Ecstasy(1929) Maxfield Parrishマックスフィールド・パリッシュ「歓喜」。日差しを全身にあびて、歓びに身を震わせる少女。雄々しい雲は後退し、彼女の眼前には青空だけが広がっているのでしょう。それは「パリッシュ・ブルー」と称された、画家を象徴する鮮やかな青。色使いといい構図といい、...
0

マックスフィールド・パリッシュ「朝」

前回があんな作品だったので、今回はなるべくさわやかに。マックスフィールド・パリッシュ「朝」。あぁ、癒される。Morning(1922)Maxfield Parrish今日も変わらず会社のことばかり考えていて、結局どこにも出かけませんでした。答えはもう出てるんですけどね。あとは後輩の考えを聞いて、2つのうちどっちの答えを選ぶか決めるだけなんだけれど。晴れて自由になったら、こういう景色のきれいなところに行きたいな。今週末に関西旅...
2
このカテゴリーに該当する記事はありません。