足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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ベックリン「聖なる森」

先日、ベックリン展のカタログを古本屋で手に入れました。1987年に国立西洋美術館で開催されたもので、タイトルは「バーゼル美術館所蔵作品によるアルノルト・ベックリーン展」。「死の島」「ケンタウロスの闘い」「キリストの死を嘆くマグダラのマリア」「憩う牧神パーンのいる森の風景」「戯れる人魚たち」など、思わずよだれのたれそうなベックリン作品がずらり。その中でも、特に印象的だったのが「聖なる森」という作品でした...
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ベックリン「ペスト」

世紀末象徴派を代表する画家、ベックリン。スイスに生まれ、生涯の多くをドイツで過ごしたベックリンは死と無常という主題を掲げた作品を数多く発表します。今回はそのひとつ、1898年発表の「ペスト」を紹介します。The Plague(1898)Arnold Böcklinベックリンの「ペスト」は、見る者をひどく不安にさせる作品です。ペストを暗示する死神がまたがるのは、コウモリの翼を持った巨大な怪物。尾をこちらに向け、翼を広げて画面...
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ベックリン「死の島」

夏の暑さも吹き飛びそうな、背筋がゾゾゾッとなる作品。第一次大戦後のドイツで一大ムーブを巻き起こした、ベックリンの「死の島」です。Die Toteninsel(1880)Arnold Böcklin「貴方は、暗い影の世界へと夢想して入り込む事ができるでしょう。 波立つ海のかすかな気配が感じ取れるほどに。 厳粛な静けさを声を荒げて乱すことを控えるほどに」ベックリンは「死の島」についてこのように評しています。そこにあるのは、まさに厳...
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ベックリン「戯れる人魚たち」

同じ「人魚」でも、ウォーターハウスの作品とは大違い。こちらは絶対にお近づきになりたくない人魚たちです。いたずらされてしまいそう・・・。アルノルト・ベックリンの1886年作、「戯れる人魚たち」です。逆巻く大波のなか、奇妙な笑顔で戯れる人魚たち。空は薄暗く、海は荒々しく、ただでさえ普通ではない海景。左下には赤ん坊の人魚がいたり、右下の男にいたずらされているのか、下方中央にはえげつないくらいの笑みを浮かべる...
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