
マグリット「複製禁止(エドワード・ジェームスの肖像)」
お〜〜〜い。Not to be Reproduced(1937)Rene Magritteマグリットの「複製禁止(エドワード・ジェームスの肖像)」という作品です。鏡に写ったのは自分自身ではなく、自分の複製ということなのでしょう。だから背を向けて、自身と目を合わせることを拒否しているのでしょうか。自己を見つめられない悲しさ、自分自身からさえも背をそむけられる悲しさ。鏡の向こうで、複製はいったいどんな顔をしているんだろう。毎年恒例といい...

マグリット「無限の感謝」
空の上で語り合う2人。気持ちいいだろうな。楽しいんだろうな。ルネ・マグリット「無限の感謝」。無限に広がる青空に、空の美しさを教えてくれた人に、深く深く感謝しながら。 Infinite Gratitude(1963) Rene Magritte旅行系の仕事が増えてきて、あっちこっち旅してます。南の島やらアジアやら北欧やら。といっても脳内旅行ですが(笑)取材に行かせてほしいんだけどなー。青空を旅して、いろんな思いに浸りたい。全国紙やweb...

マグリット「赤いモデル」
靴? 足?浮き上がった血管や黒ずんだ爪の不気味さよりも、靴がからっぽなのが何だか怖い。Le Modèle Rouge(1935)René Magritteルネ・マグリット「赤いモデル」。国立新美術館の「シュルレアリスム展」より。この作品はわりと有名なのかちょいちょいポスターとかで目にしますね。マグリットは何度もこのモチーフで、このタイトルで作品を描いたのだとか。それにしても、一体何が赤いんでしょう。カタログには、「皮膚...

マグリット「9月16日」
東京オペラシティアートギャラリーの、「アントワープ王立美術館コレクション展」に行ってきました。アンソールとクノップフがお目当てだったんですが、それ以外にもまったく知らなかった画家の作品など気に入った作品がたくさんあって、とても有意義なひとときでした。ということで、展示作品を何回かにわけて紹介したいと思います。The Sixteenth of September(1956)René Magritte今回ご紹介するのは、ルネ・マグリットの...

マグリット「昼と夜」
タクシーで深夜3時すぎに帰宅、一眠りして8時には家を出る、と。こんな感じだったので昨日はブログ更新しませんでした。ただでさえ生活時間がめちゃくちゃなのに、こう忙しいと昼夜の区別がつかなくなります。Day and NightRene Magritteで、この作品。シュールレアリスムの巨匠、ルネ・マグリットの「昼と夜」です。白い雲が浮かぶ青空、けれど木々は暗く陰り、軒灯が建物の白い壁をぼんやりと照らし出します。昼と夜、光と闇が...
このカテゴリーに該当する記事はありません。