
サデレール「ある暗い日の黄昏時」
以前紹介した、ヴァレリウス・ド・サデレール。東京オペラシティアートギャラリーの「アントワープ王立美術館コレクション展」ではじめて彼の作品を見て、その後ずっと気になってたんですが……。渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムの「フランダースの光」で、なんと8点も出展されてました。今回はそのうちの一つ、「ある暗い日の黄昏時」をご紹介します。End of a Gloomy Day(1907)Valerius De Saedeleer階層状にたなびく雲、どこと...

サデレール「フランドルの雪景色」
ブリューゲル?いやいや、違うのです。僕も思わず目を疑ったけれど・・・。こちらは「アントワープ王立美術館コレクション展」で展示されていた、ヴァレリウス・デ・サデレールの「フランドルの雪景色」という作品。確かによく見ると、ブリューゲルとは明らかに異なるのです。Snow in Flanders(1928)Valerius De Saedeleerたとえば絵画の視点。ブリューゲル作品は遥かな高みから大地を見下ろす俯瞰的な構図が多く、一方本作では...
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