
ブグロー「ダンテとウェルギリウス」
ネイマールとスアレスの絵だ!なんてことで、W杯の衝撃シーンを彷彿させると話題になった一枚。ウィリアム・ブグロー「ダンテとウェルギリウス」という作品です。Dante And Virgil(1850)William-Adolphe Bouguereau国立新美術館の「オルセー美術館展」では、「印象派の誕生」ということでアカデミズムの作品も取り上げています。ブグローもまた、アカデミズムの大家なんですがこんな作品も描いてたのか……! と、そのことのほうが...

ブグロー「夜の雰囲気」
空には白い初月がかかり、夜のとばりが降りてきます。ウィリアム・アドルフ・ブグロー「夜の雰囲気」。扇情的なようで、不思議と穏やかな一枚。Evening Mood(1882)William Adolphe Bouguereau女性がまとっている黒いヴェールが、徐々に深まる夜の闇をあらわしているんでしょうね。はためくヴェールをつまむ右手も、なんだかなまめかしい。こんなに波がたっているのに、海面に映った足がはっきり見えるのもちょっと不思議です。時...

ブグロー「編み物をする少女」
暗がりでこちらを見つめる少女。手には編み針、何を作っているんでしょうか。ウィリアム=アドルフ・ブグロー「編み物をする少女」。う~む、すばらしい。ブグロー展やってほしい。Knitting Girl(1874)William Adolphe Bouguereauブグローは神話を主題とした裸婦像を得意としたフランス・アカデミズムの画家ですが、一方で現実の人々を農民風に描いた風俗画も手掛けていました。「編み物をする少女」に関しても、同様のタイトル...

ブグロー「ファーストキス」
昨日に引き続き、天使の絵。ウィリアム・ブグローの「ファーストキス」です。いやはや何とも愛らしい。おませですね~。L'Amour et Psyche, enfants(1889)William Adolphe Bouguereau美術館のグッズ売り場とかでよく見かけますけど、たいてい上半身でトリミングしちゃってるんですよね。まぁ気持ちは分からんでもないけれど。何はともあれかわいらしい一枚です。ぽちっとお願いします! ウィリアム・ブグローの生涯(2001/05)...
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