足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

和田英作「朝陽富士」

京都国立近代美術館で開催中の「皇室の名品」。まずはこの1枚から。Sunrise at Mount Fuji(1917)Wada Eisaku和田英作「朝陽富士」。松林の向こうにそびえる霊峰はあけぼのの色彩に染まり神々しくも穏やかな風景が広がります。「皇室の名品」というだけあって展覧会では縁起のいい吉祥の作品が多かったように思いますが、印象に残ったのは静かな佇まいが胸に迫るこの作品でした。この他にも、橋本関雪の冷たく凛々しい「進馬図」...
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和田英作「渡頭の夕暮れ」

夕焼けが好きです。今日もがんばったなぁという気持ちになる。明日もがんばろうという気持ちになる。いやおうなしに、感謝の気持ちがわき起こる。Sunset at the Ferry(1897)Eisaku Wada和田英作「渡頭の夕暮れ」。落日に染まる多摩川の水面を、じっと見つめる農民の姿。「渡頭」とは、渡し場のこと。対岸には小舟が描かれており、彼らが川を渡るために、小舟を待っていることがわかります。一日の労働を終え、疲れた体で目にする...
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和田英作「黄衣の少女」

黄色いワンピースに小麦色の肌。赤い壁紙を背にした、凛としたまなざしの少女。おもわずハッとさせられる、東洋風美人図。山種美術館の「日本画と洋画のはざまで」より、和田英作の「黄衣の少女」。1931年の作品です。燃え立つような赤と黄色が印象的ですが、表情は静かで、だからこそ引き込まれてしまうんでしょうか。今回初めて和田英作という画家のことを知ったんですが、調べてみれば素敵な作品ばかり。本展には出品されてませ...
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