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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

ファンタン=ラトゥール「芍薬の花束」

今もなお染まらぬ色にあこがれて在りし日の香に思いを寄せるBouquet Of Peonies(1878)Henri Fantin-Latour少し遅くなってしまいました。誕生日おめでとう。これからの一年も、あなたが幸せでありますように。今年はこれから「錦繍」を読もうと思います。毎年こうやって勇気をもらっているような気がしています。ありがとう。今日も明日もがんばろう。  ...
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ファンタン=ラトゥール「皿の上の3つの桃」

三菱一号館美術館のワシントン・ナショナル・ギャラリー展で、特に気になった作品がこちら。アンリ・ファンタン=ラトゥール「皿の上の3つの桃」です。Three Peaches on a Plate(1868)Henri Fantin-Latourこの作品、実は2011年の国立新美術館でも来日しててそのときはさほど印象に残らなかったのですが……。あらためて作品を見て、そのすごさに気付かされたわけです。はちきれそうに熟した桃、つやめいた皿、そして木のテーブル。...
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ファンタン=ラトゥール「鉢と皿に生けたバラ」(クラーク・コレクションより)

バラを描いたらファンタン=ラトゥールにかなう者はいない。バラ——フォルムも輪郭も色も凝っていて実に見事。繊細で丸く、うねったりカールしたり襞をつけたり、さながら手の込んだファッショナブルな帽子飾り。ときにボタンや女性の胸のよう——ファンタンこそ誰よりもバラを理解した画家だ。(画家・評論家 ジャック=エミール・ブランシュ) Roses in a Bowl and Dish(1885) Henri Fantin-Latour三菱一号館美術館の「奇跡のク...
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ファンタン=ラトゥール「皿の上のバラ」

バラの画家、アンリ・ファンタン=ラトゥール。彼が描いた白、黄、ピンクの美しいバラを捧げましょう。 Roses in a Dish Henri Jean Théodore Fantin- Latour今日は友人たちの結婚式でした。ちょうど同日に2件重なってしまったんですが、運よく昼と夕方で時間が離れていたので両方にしっかり顔を出すことができました。昼からの結婚式は、花嫁がバイト時代の友人でぼくより2つ年下なんですが、ついに先を越されてしまいました。...
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ファンタン=ラトゥール「花と果物の静物」

花の画家、アンリ・ファンタン=ラトゥール。こちらは「花と果物の静物」。見てるとすーっと心が落ち着いて、やさしい気持ちがわいてきます。あざやかに匂い立つ美しさではなくて、もの言わずたたずむ、一歩引いた美しさなんだなぁ。Still Life with Flowers and Fruit(1865)Henri Fantin-Latour今日はすごくうれしいことがありました。会社の同僚が、年内に結婚するんですって!相手はぼくもよく知ってる人なので、それだけに歓...
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ファンタン=ラトゥール「読書をする女」

女性が読書をしてる姿って、なんか好きです。読書デートしたいな。喫茶店で向かい合って黙々と本読む、みたいな。特に感想を語り合ったりすることもせず。La Liseuse(1861)Henri Fantin-Latourこちらはアンリ・ファンタン=ラトゥールの「読書をする女」。目を細め、真剣な面持ちで本を読む女性はラトゥールの妹だそうです。ラトゥールってそんなに知名度の高い画家ではないと思うんですが、印象派の形成にあたって大きな役割を...
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