足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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エル・グレコ「白貂の毛皮をまとう貴婦人」(エル・グレコ展より)

黒い瞳と黒い眉、額のふくらみ、鼻から唇までの狭さ、そしてそれらを包む細面の顔かたちにはあきらかに東方からの血脈があらわれている。ムーア人という説があるからにはアラブの血脈も当然混入しているのだろうが、アラブの中にあっても、この婦人の表貌はさらに東方へ向かっている気がしてならない。 (伊集院静「美の旅人 スペイン編 1」より) A Lady in a Fur Wrap(1577-90) El Grecoエル・グレコ作「白貂の毛皮をまと...
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エル・グレコ「無原罪のお宿り」(エル・グレコ展より)

ひさびさの大阪出張。打ち合わせ場所が中之島だったので、早めに現地入りして国立国際美術館に行ってきました。待望の「エル・グレコ展」です♪ The Immaculate Conception(1607-13) El Grecoこちらはエル・グレコ「無原罪のお宿り」。西洋絵画ではおなじみの主題で、最近ではゴヤ展で同主題作品が出てましたっけ。原罪を取り除く者であるキリストに対して、生まれたときから(母アンナの胎内に宿ったときから)原罪を免れてい...
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受胎告知(大原美術館特集 3)

岡山に行ったら、ぜひ見ておきたい一枚。エル・グレコの「受胎告知」です。これを見られただけでも、今回の旅は大正解だったかなぁと。Annunciation(1590-1603)El Grecoよく言われることですが、エル・グレコの宗教画って独特のねじれや色使いがちょっと気持ち悪いんですよね。歪んだ鏡に映った世界のような、そんな雰囲気で。「トレド眺望」なんて、極端にもほどがある。ただ、それがエル・グレコが唯一無二の画家である所以な...
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