足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

ピサロ「小川で足を洗う女」

森のなか、木漏れ日の下川縁に腰をおろして足を洗う女性。澄んだ小川は彼女の白いすねを写し、光を受けてきらきらと輝いています。筆触さえも柔らかく思わず表面をなでてみたくなる一枚。カミーユ・ピサロの「小川で足を洗う女」という作品です。Woman Bathing Her Feet in a Brook(1894-95)Camille Pissarroこの作品も東京富士美術館の「光の賛歌 印象派展」で展示されていました。描かれているのは何気ない日常、ささやかな営...
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ピサロ「昼寝、エラニー」

今日はなんとなく、明るくてあたたかくて、やさしい絵を紹介したくて。そう思ったとき、頭に浮かんだのはモネでもルノワールでもなくて、ピサロなのでした。 La Sieste, Éragny(1899) Camille Pissarroカミーユ・ピサロ「昼寝、エラニー」。昨年、宇都宮美術館のピサロ展で見た作品です。刈入れの途中、積み藁のかげで昼寝をする女性。悲しみも苦しみもなく、描かれているのはただひとときの休息。細かい説明なんて必要なくて...
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ピサロ「エラニーの牛を追う娘」

GW最終日の5月6日、前々から気になっていた宇都宮美術館に行ってきました。めずらしく友達と、いわゆる旅猿みたいな。お目当ては「カミーユ・ピサロと印象派 永遠の近代」です。 Vachère à Eragny(1884) Camille Pissarroこちらはピサロ「エラニーの牛を追う娘」。実物はもう少し暖色が強めで、柔らかな光が印象的でした。ピサロは印象派展の1回目から8回目まで律儀に出品し続けた唯一の画家であったり気難し屋のセ...
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ピサロ「中国製の花瓶に入った菊」

カミーユ・ピサロ「中国製の花瓶に入った菊」。印象派のなかでも年長で温厚だったピサロが描いた花は、どことなく控えめで、けれど揺るぎない強さを感じます。花の美しさっていうのは、本来こういうものなんだろうな。Chrysanthemums in a Chinese Vase(1873)Camille Pissarro昨晩、キッチンに飾っていたストックの花が枯れかけていたので仕方なく処分しました。ぼくみたいに気の小さい人間は、花なんて飾るもんじゃないですね。...
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ピサロ「エルミタージュの丘、ポントワーズ」

こういう町に、住みたいな。カミーユ・ピサロ「エルミタージュの丘、ポントワーズ」。郷愁を呼び覚ます一枚です。カントリー・ロードが聞こえてきそう。 View Of L'hermitage, Jallais Hills, Pontoise(c.1867) Camille Pissarroひとりぼっち おそれずに生きようと 夢見てたさみしさ 押し込めて強い自分を守っていこうカントリー・ロードこの道 ずっとゆけばあの街に つづいてる気がする カントリー・ロードどんな挫けそ...
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りんご採り

印象派の面々のなかでただ一人、全8回にわたる印象派展に出品し続けた画家、カミーユ・ピサロ。国内で開かれる印象派関連の展覧会にはたいてい彼の作品が出品されていますが、どんな作品だったかと思い出そうとすると「あれ?」ってことがよくあります。美術館での扱いのせいなのか、どうも地味なイメージなんですね。でも、大原美術館で見たこの作品は一目見て気に入ってしまいました。Apple Picking(1886)Camille Pissarroカ...
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