足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

モーリス・ドニ「ミューズたち」(オルセー美術館展その3)

オルセー美術館展は全部で10のブロックで章立てされており、そのうちのひとつが「ナビ派(7章)」でした。「ナビ」はヘブライ語で予言者を意味し、昨日紹介した「セザンヌ礼賛」に登場する画家の多くが、このナビ派に属しています。僕自身はナビ派については全然詳しくなくて、この展示をきっかけに興味を持ったくらいのレベルなんですがそのなかでもモーリス・ドニの作品の数々には思わずほおっと感嘆の息をもらしてしまいました...
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モーリス・ドニ「セザンヌ礼賛」(オルセー美術館展その2)

「オルセー美術館展」で一番印象に残った絵は昨日紹介したアンリ・ルソーの「蛇使いの女」でしたが、作品ではなく画家に対する興味が深まったという点ではモーリス・ドニの作品群がとても印象深かったです。彼の作品は2回に分けて紹介したいと思います。まずは1900年発表の代表作、「セザンヌ礼賛」。180×240cmの大作で、絵画ファンにはいろんな意味でたまらない集団肖像画です。Hommage à Cézanne(1900-01)Maurice De...
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アンリ・ルソー「蛇使いの女」(オルセー美術館展その1)

国立新美術館の「オルセー美術館展」に行ってきました。いやー眼福眼福。名画の数々に大満足。モネの「日傘の女性」やゴッホの「自画像」など、一度は見ておきたかった有名絵画がずらり。というわけで、今回からしばらく「オルセー美術館展」で展示される絵画を紹介していきたいと思います。今回はアンリ・ルソー「蛇使いの女」。1907年作、画家の代表作とされる傑作で、心をわしづかみにされるような強烈なインパクトでしばし絵の...
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マネ「オランピア」と美術史に残る裸婦像

印象派の先駆者ともいえる存在であり、批評家たちからの非難とスキャンダルにさらされた画家、マネ。その代表作である「オランピア」の挑発的な視線は、まさに当時のマネの心境をあらわしてるようで興味深いです。「オランピア」は娼婦の俗称であり、裸婦像という伝統的なテーマに対する反発とも言える作品。ここまでふてぶてしい表情で描かれてしまったら、それは批評家も文句を言うだろうな、と。ティツィアーノの「ウルビーノの...
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コロー「真珠の女」

「コローのモナ・リザ」とも呼ばれる、カミーユ・コローの代表作「真珠の女」(1858-1868年)。民族衣装を身にまとい、頭部には葉冠の装飾。その葉の一枚(影?)が額に重なり、これが誤って真珠と見なされ、「真珠の女」と呼ばれるようになったとか。Femme à la perle(1858-68)Jean-Baptiste-Camille Corotコローはダ・ヴィンチをお気に入りの画家に挙げており、その構図からも「モナ・リザ」を意識したことは想像に難くあ...
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フェルメール「少女」

前回に続き、フェルメール。1667年頃の作品、「少女」です。黄色いターバン、耳飾り、そして振り向き様のポーズ。「真珠の耳飾りの少女」とよく似た構図ですね。ただ、こちらは一見して幸せそうな笑顔。息を呑むような美しさをたたえる「真珠の耳飾りの少女」に対し、「少女」は思わずこちらも微笑ましい気持ちになれるなんとも優しい表情です。Portrait of a Young Woman(1665-67)Johannes Vermeer美人とは言いがたいけど、愛嬌...
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フェルメール「真珠の耳飾りの少女」とレーニ「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」

ここ日本でも人気の高い画家の一人、ヨハネス・フェルメール。彼の代表作が、「真珠の耳飾りの少女」(1665年ごろ)です。真っ暗な背景に浮かび上がるように、強烈な透明感で見るものを惹き付けるこの作品は、北欧のモナリザとの呼び声も高い傑作。「青いターバンの娘」とも呼ばれてます。Girl with a Pearl Earring(c.1665)Johannes Vermeer瞬間を切り取ったような憂いとも微笑とも取れる表情は、今しも何か大切なことを告げよ...
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モネ「ラ・ジャポネーズ」と「死の床のカミーユ・モネ」

クロード・モネの「ラ・ジャポネーズ」。フランス印象派の面々が日本画の影響を受けていたのは有名な話ですが、こちらはそのなかでも極めて象徴的な作品です。絢爛な赤い着物をまとったモネの妻カミーユが、扇子を手に見返り美人のポーズでなんともコケティッシュな魅力をふりまいています。モネの作品でこんなに表情豊かな人物画って珍しいですよね。La Japonaise(1875)Claude Monetモネはカミーユをモデルにした絵を数多く残し...
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開催中・開催予定の美術展

開催中、またはこれから開催予定の美術展の一覧です。東京都在住の自分が行けそうな範囲で、気になるものをピックアップしております。実際に観に行った美術展に関しては「関連記事」という項目を設けており、記事タイトルをクリックすると該当記事をご覧いただけます。興味のある美術展があれば、参考にしていただけると幸いです。※東京都美術館「ターナー展」(2013年秋)、東京国立近代美術館「竹内栖鳳展」(2013年9月〜)、国...
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2010年に行った美術展

ブログ開設後(5月以降)に行った美術展で、既に展示が終了したものの一覧です。「紹介記事」から、該当ブログ記事をご覧いただけます。モネ・ルノワールと印象派・新印象派展 [場  所]松岡美術館 (東京・白金台) [開  期]2010年4月25日~9月26日 [U R L]http://www.matsuoka-museum.jp/ [紹介記事]ルノワール「リュシアン・ドーデの肖像」ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景  ~コロー、モネ、シス...
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2012年に行った展覧会

2012年に行った美術展で、既に展示が終了したものの一覧です。「関連記事」から、該当ブログ記事をご覧いただけます。プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影 [場  所]  国立西洋美術館 (東京・上野) [会  期]  2011年10月22日~2012年1月29日 [関連記事]  ゴヤ「着衣のマハ」  ゴヤ「無原罪のお宿り」ザ・ベスト・オブ 山種コレクション  [場  所]  山種美術館 (東京・恵比寿) [会  期]  2011...
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