足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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Wintergatan(音楽のお話)

今回は音楽ネタ。スウェーデンのインストバンド、Wintergatan(ウィンターガタン)です。オルゴールや鉄琴、鍵盤ハーモニカなど懐かしい音色を織り交ぜた音楽性もさることながら、演奏スタイルやPVも実に手が込んでておもしろいのです。ある意味アートだなぁと思いまして。まずはこちら、「Starmachine2000」という曲のPVをご覧アレ。もう、楽しくて目が離せないでしょ!この自由さ、そしてDIYな感じ。なんせオルゴールもお手製み...
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クレー「大聖堂(東方風の)」

京都旅行の最後に向ったのはアサヒビール大山崎山荘美術館。旅の終わりはここで、と決めていました。展覧会名は「光と灯り」。誘蛾灯で身を焼く虫のようなものかもしれない。それでもいいと願った時期がたしかにありました。Cathedral(1932)Paul Kleeパウル・クレー「大聖堂(東方風の)」。タイルを敷き詰めたような繊細でやさしくて、どこかあどけない作品。クレーの手にかかれば、建築物だってこんなふうに生まれ変わってしま...
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長谷川等伯「松林架橋図襖」

相国寺承天閣美術館から歩いて20分くらい。油小路通りというあまり目立たない道沿いに樂美術館があります。初代・長次郎から続く楽焼の伝統をいまに伝え、茶道具の数々を所蔵するすばらしい美術館です。こちらは樂美術館所蔵、長谷川等伯「松林架橋図襖」。大徳寺。三玄院の方丈に描かれた山水図襖のうちの四面に当たります。主が留守のあいだに、勝手に描いてしまったというあれですね。雲母刷りの桐紋を雪に見立て、そこに幽遠な...
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円山応挙「七難七福図」

激しい炎に焼け出され、逃げ惑う人々。描かれているのは地獄絵図ではなく、決して人ごとではない現世の恐怖。円山応挙「七難七福図」という巻物の一場面です。京都の相国寺承天閣美術館の「円山応挙展」。その目玉ともいえるのが、上にあげた重要文化財「七難七福図」です。「天災巻」「人災巻」「福寿巻」の3つの巻物で、全部あわせると全長35mにもおよびます。天災・人災の被害にあうのが百姓や町民なのに対して福寿の対象となっ...
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青蓮院、上村淳之の花鳥画

京都旅行2日目は、月曜で美術館がお休みだったのでお寺巡りに切り替え。最初に向ったのは青蓮院でした。京都で一番好きなお寺なんですが、ここで偶然の出会いが。特別拝観期間ということで、11月は好文亭という茶室が開かれておりここに上村淳之の花鳥画があったのです。おっとりほんわり、やわらかな鶴。いかにも上村淳之な、居心地のよい襖絵です。天袋にも愛らしい小鳥が描かれていて、そんな花鳥に囲まれていただく抹茶はとて...
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伊藤若冲「糸瓜群虫図」

今からおよそ300年前、京都に生まれた奇想の画家・伊藤若冲。彼の作品背景を読み解くべく11月10日に京都造形芸術大学内の芸術劇場春秋座にて「若冲シンポジウム」が開催されました。今回の京都旅行は、このシンポジウムがメインイベントだったのです。ということで、まずはこちらの作品を。細見美術館所蔵、伊藤若冲「糸瓜群虫図」です。黄色い花を咲かせ、長々とした実をつけたヘチマに、モンシロチョウやカマキリ、カタツムリ、...
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木島櫻谷「寒月」

屏風に月と竹と夫から狐だか何だか動物が一匹いる。其月は寒いでしょうと云っている。竹は夜でしょうと云っている。所が動物はいえ昼間ですと答えている。兎に角屏風にするよりも写真屋の背景にした方が適当な絵である。(夏目漱石)       Winter Moon(1912)Konoshima Okoku木島櫻谷「寒月」。かの夏目漱石が徹底的に酷評した、いわくつきの屏風です。漱石としては西洋絵画に通じる写実的な表現を日本画に持ち込んだこと...
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神坂雪佳「雪中竹(百々世草より)」

京都市美術館、京都国立近代美術館とまわったら大鳥居を背に歩いて、平安神宮へ。お参りを済ませて西に少し歩くと、細見美術館が見えてきます。少し変わったつくりの、若冲や琳派の作品がいっぱいの美術館。ちょっと前に横浜と東京の高島屋を巡回した神坂雪佳の作品を展示してました。Bamboo in the Snow(1909-10)Kamisaka Sekkaこちらは神坂雪佳「百々世草」より「雪中竹」という作品。画面を大胆につらぬく緑の竹と白い雪、そ...
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和田英作「朝陽富士」

京都国立近代美術館で開催中の「皇室の名品」。まずはこの1枚から。Sunrise at Mount Fuji(1917)Wada Eisaku和田英作「朝陽富士」。松林の向こうにそびえる霊峰はあけぼのの色彩に染まり神々しくも穏やかな風景が広がります。「皇室の名品」というだけあって展覧会では縁起のいい吉祥の作品が多かったように思いますが、印象に残ったのは静かな佇まいが胸に迫るこの作品でした。この他にも、橋本関雪の冷たく凛々しい「進馬図」...
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竹内栖鳳「羅馬之図」

3泊4日の京都旅行、行ってまいりました!そもそもの発端は、東近美の「竹内栖鳳展」後期を見れなかったからいっそ本場の京都で見てしまえ! ってことでして。土曜の夜中に現地入りして、日曜朝にさっそく京都市美術館へ。さぁリベンジです!  Historic Spot of Rome(1903)Takeuchi Seihoということで、まずはこちら。東京でも見た作品ですが、竹内栖鳳「羅馬之図」という屏風絵です。異国の廃墟を日本画の技法であらわした一大...
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ラウル・デュフィ「30年、或いはバラ色の人生」

決してバラ色ではないけれど、それなりに幸せな人生だと思っています。30 Years or Life through Rose Colored Glasses(1931)Raoul dufyラウル・デュフィ「30年、或いはバラ色の人生」。テーブルの花、額縁のなかの花、そして壁一面に描かれた花。説明の必要などない、ただただ鮮やかな世界です。ラウル・デュフィはフォーヴィズムの画家。透明感のある色彩はマティスよりもやわらかく、陽気な音楽が聞こえてきそうですね。本日...
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ヤン・トーロップ「海」

国立新美術館の「印象派を超えて 点描の画家たち」。クレラー=ミュラー美術館の所蔵作品を中心とした作品群のなかで一番の発見は、オランダ出身のヤン・トーロップという画家でした。それまでは奇妙な線を描く象徴主義の画家として認識していたんですが、いやはやなんとも。あまりの画風の広さに圧倒されるばかりでした。Sea(1899)Jan Tooropこちらはヤン・トーロップ「海」。淡い色彩が層を成し、寄せる浪とかわる点描作品で...
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レイセルベルへ「7月の朝、あるいは果樹園、あるいは庭園に集う家族」

前回ちらっとオランダのことを書きましたが、今日見に行った展覧会も、偶然ですがオランダに関連するものでした。国立新美術館の「印象派を超えて 点描の画家たち」。オランダのクレラー=ミュラー美術館の作品を中心に、スーラやゴッホ、モンドリアンといった画家を紹介するというものです。点描自体はそれほど好きではないのでさほど期待せずに行ったのですが、いやー、これが実に素晴らしかった!何がよかったかって、スーラや...
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フェルメール「デルフト眺望」

ちょっと前に、オランダに関する仕事をしました。レンブラントやフェルメールが生まれた国。そこに想いをはせるとき、頭に浮かぶのは「デルフト眺望」です。プルーストは黄色い壁(屋根)に見せられたそうだけどぼくはこの空の広さに、雲の量感に惹かれてしまいます。大柄なオランダ人が心細いほど小さくうつる、この空の偉大さよ。いつかこの地に立てたらなぁと、しみじみ思いながら。View of Delft(1660-61)Johannes Vermeerあ...
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長澤蘆雪「一笑図」

ちょいと休憩、ひとやすみ。蘆雪のワンコでも見てほんわかしましょう。「竹」に「犬」で「笑」ということで、長澤蘆雪の「一笑図」という作品であります。それにつけても、このゆるさといったら(笑)約1ヶ月ぶりのお休みということで、今日はのんびりごろごろ、目が覚めたら夜でした(笑)先週はほぼ毎日会社に泊まりで、金曜夜はやっと休める! という嬉しさでこれまた朝方まで飲みにいってしまいまして。。そんなこんなでブログ...
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