足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

奥村土牛「醍醐」

京都・醍醐寺三宝院のしだれ桜。薄紅色の花びらは、平安装束の垂れ絹のよう。奥村土牛「醍醐」。凛とした佇まいに惹かれます。Cherry Blossoms at Daigo-ji Temple(1972)Okumura Togyu京都へは夏、秋、冬と訪れているのですが、春の桜はいまだに見たことがありません。いつかこの、醍醐の桜も見たいと思いながら…。今年も難しそうかなぁ。山種美術館で展示中の「醍醐」と、水上勉の「醍醐の桜」で我慢するかな。今日も明日もがん...
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小野竹喬「沖の灯」

夕暮れ方の海。水平線できらきらと瞬くのは漁り火でしょうか。空は厚く雲におおわれているけれど、落日はその上辺を赤く染めて海面にも炎のいろを落しています。小野竹喬「沖の灯」。切ない気持ちになるのはどうしてだろう。Light in the Open Sea(1977)Ono Chikkyo今日は神保町の古本祭りに行ってまいりました。あの界隈では恒例の、本好きにはたまらないイベントであります。2時間くらい物色してまず購入したのが2010年に東京...
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ロートレック「ひとり」

仕事で大トラブルが発生して、今日はその対応でてんやわんやでした。この忙しさだといつか事故が起きるだろうとは思っていたけれど。あぁ、疲れちゃった。今日はもう寝ます。。Alone(1896)Henri de Toulouse-Lautrec今日も明日もがんばろう。  ...
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ムンク「カウチに座る女性」

60代のムンクが描いた人物画。どことなく優しげで、みずみずしくて、そして官能的ですらある。それもそのはず、ムンクはモデルの女性に恋をしていたから。「カウチに座る女性」という作品です。Model on the Couch(1928)Edvard Munchモデルの名前はビルギット・プレストー。生涯独身を貫いたムンクですが、彼女との結婚を望んでいたともいわれています。年齢差など関係なく、それほど彼女に惹かれたのでしょう。ムンクというと、...
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ミヒャエル・ボレマンス「木蓮」

木蓮の花。かろうじてその命をつなぎ、散るときを待つ——。先に逝った花弁は血糊のように赤みを増し、一方で花瓶は消えてしまいそうに果敢ない。命とはなんだろうと、そんなことを考えさせられる一枚でした。ミヒャエル・ボレマンスの「木蓮」という作品です。Magnolia(2012)Michael Borremans品川の原美術館で、「ミヒャエル・ボレマンス アドバンテージ」という展覧会が開かれています。ベルギー出身の現代美術作家による、日...
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葛飾北斎「富嶽三十六景 駿州江尻」

無事に3連休を確保。昨日は友人とサイクリングに行ってまいりました。千葉の印旛沼というところで、それはもう軽やかに……と思いきや。天候がね。こんな感じでした。Ejiri in the Suruga province(c.1830)Katsushika Hokusai風がものすごくて。強風どころか暴風だぞってくらい。車に自転車を積んで現地まで行ったんですが、10分くらい乗って、やっぱり帰ろうか……と本気で考えたくらいです。追い風のときはスイスイ快適なんですけ...
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ヴィクトル・ヴァスネツォフ「空飛ぶ絨毯」

魔法の絨毯に乗りたいな。そしたらフワフワピューっとあっちこっち、好きなところへ行けるのに。あっちこっち飛び回っていれば、いつか探し物が見つかるかもしれない。The Flying Carpet(1880)Viktor Mikhailovich Vasnetsov画像はヴィクトル・ヴァスネツォフの「空飛ぶ絨毯」という作品。19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したロシアの画家です。ちょっと前にロードバイクを買った話をしましたがなんとか乗る時間を確保しよ...
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ミュシャ「花に囲まれた理想郷の2人」

なんとなく。こんな世界にあこがれて。Young Arcadian Couple among Flowers(c.1920)Alphonse Muchaミュシャ「花に囲まれた理想郷の2人」。森アーツのミュシャ展で、去年見た作品です。薄暗い森のなかでしょうか、花々に囲まれながらも、どこか憂いを帯びた男女。特に女性のまなざしが気になってしまって、ポストカードを購入したのでした。もうじき仙台での展示が終わって、来月からは札幌に巡回ですね。もう1回見に行きたいけ...
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ヘンリー・ウォリス「チャタートン」

今週もこんな感じでした。殺す気かーーーChatterton(1856)Henry Wallis明日は夕方から取材なので、がっつり寝たいと思います。お休みなさいませ。。今日も明日もがんばろう。  ...
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マネ「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」

もう一枚、マネのスミレを。こちらは三菱一号館に来てましたね。マネが得意とした黒に、微かな紫のいろどり。「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」という作品です。Portrait of Berthe Morisot Holding a Bunch of Violets(1872)Edouard Manet紫の花というと、連想するのはこの和歌。紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る前にもこのブログで紹介したかもしれません。和歌のなかで一番好きなのがこの歌なん...
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マネ「スミレの花束」

少し前になごり雪が東京の空を舞い相変わらず寒い日が続いていますが、気がつけばもう3月なんですねぇ。そろそろスミレの花咲くころでしょうか。花言葉は誠実。スミレのような小さな人に生まれたいと歌にしたのは夏目漱石でしたっけ。Bouquet of Violets(1872)Edouard Manetやさしいうた声が消えたとて調べは思い出のなかにふるえ——かわいいスミレがしぼんだとてかおりはよびさまされた感覚のうちに生きるバラは枯れたとて バラ...
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ダヴィッド「マラーの死」

こんな感じでございます。The Death of Marat(1793)Jacques-Louis Davidまた忙しくなってまいりまして、平日5日間のうち3日は泊まり込み。そのせいで、今日はまさかの14時間睡眠でありました。それでも寝足りないようで、今日も送別会の最中に爆睡なわけで。この状態でお風呂はいったらこんな感じになるだろうなーって。ダヴィッドの「マラーの死」という作品であります。今日も明日もがんばろう。  ...
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講談社野間記念館の『十二ヶ月図の世界展』を見てきました

四季折々の風情を、十二ヶ月の風物を、小さな色紙に切り取る。近代日本画家たちによる、愛らしく興趣つきない作品の数々を講談社野間記念館で見てまいりました。「十二ヶ月図の世界展」という展覧会です。最終日にぎりぎり滑り込みでしたが、すばらしい内容だったのでご紹介。チラシのメインビジュアルとして使われているのは小茂田青樹の十二ヶ月図。右上から順に一月「薮柑子」 二月「月に梅」 三月「桃に川原ひわ」 四月「たん...
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川端龍子「御来迎」

今日は霧雨のなか、西馬込へ。大田区立郷土博物館の川瀬巴水展を横目に(後で寄るので)文士村界隈の細道や坂道をテクテク歩いた先には……川端龍子記念館がででんとそびえておりました。画家自身の設計にしては、びっくりするくらい広々とした美術館。龍子ならではの大作が多く展示されているのです。現在開催されている展覧会は「幻想へのいざない」というもの。洋画家から日本画家へと転向した川端龍子ですが、かつて影響をうけた...
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