川端康成「掌の小説」
ここ最近、1日に30分くらいずつ、声に出して本を読むようにしています、黙読のときも朗読みたいに頭のなかで読み上げるクセがあるんだけど実際に声に出してみると、そこで気づかされることもいろいろあって。読書って奥が深いなぁとあらためて思ってます。で、今日読み終えたのがこちら。川端康成の「掌の小説」。再読です。計111編、それぞれ5ページにも満たないような、それだけに無駄を削ぎ落して研ぎすまされた珠玉の短編集。...

ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
ご無沙汰しております。少し前の話になりますが、国立新美術館のルノワール展に行ってきました。こちらは目玉の大作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。ようやく出会えました。ただただ幸福な、ルノワールらしい一枚。モデルは親しい友人たちだそうで、にぎやかに談笑しながら描いたんでしょうか。展覧会のキャッチコピーは「色彩は『幸福』を祝うために」。この作品にぴったりだと思います。壁の色をオルセー美術館の展示...
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