
フリードリヒ「大猟場」
見晴るかす大平原。カスパー・ダーフィト・フリードリヒ「大猟場」。ドイツロマン派の画家による、渾身の心象風景。Largeness(c.1832)Caspar David Friedrich以下、小笠原洋子「フリードリヒへの旅」より引用。天と地が交わる点には、一枚の帆を掲げた孤舟が、天地久遠の間に抱かれる姿で流れていく。図版などでは見出すことができにくいが、よく見ればそこには櫂を持つ人がいる。青い空には黄色い光雲がたなびき、この画家が好...
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