モーリス・ドニ「楽園」
2010年の5月からブログをはじめて、
もうじき5年目に突入しようとしています。
そしてめでたく、今回1000記事目を数えました。
よく続いたなぁと自画自賛。
Paradise(1912)
Maurice Denis
記念すべき1000記事目は、
ぼくが一番好きな画家で。
モーリス・ドニの「楽園」という作品です。
花々がうつくしく咲く海辺の地で、
手を取り合っておどる人々。
そこには天使のすがたもあって、
つきることのない喜びに満たされています。
実にドニらしい、幸福な一枚ですね。
特別深みがあるわけでもなく、
適当なことを書き連ねているだけのブログですが
自分にとってはおおいに意味のある場所です。
楽園というほど幸せでも明るくもないけれど
憩いの場になっていることは間違いないと思います。
ときどきつらくなることもありますし
求めても仕方のないことでいまだに心を痛めることもありますが
自分の将来になんらかの答えが見出せるまでは
のんびりと続けていこうと思っています。
ときどき立ち止まりながら、少しずつ。
それが歩くということだと
いつか教えてもらったので。
かなしいときに勇気づけたり、笑わせたり、そんな場所でありたいと思っています。
今日も明日もがんばろう。
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