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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

岸田劉生「童女像(麗子花持てる)」

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今日は三菱一号館美術館の
「三菱が夢みた美術館」を見てきました。
副題は、「岩崎家と三菱ゆかりのコレクション」。
龍馬伝でもおなじみ、岩崎弥太郎が興した三菱の、珠玉の作品群。
日本近代美術、西洋近代美術のほか、
東洋文庫所蔵の古文書や日本郵船・麒麟麦酒のポスターなど、
展示内容も幅広く見所満載でした。


童女像(麗子花持てる)



一番印象に残ったのは、
やっぱり岸田劉生の「童女像(麗子花持てる)」でした。
山本芳翠も黒田清輝もルノワールもモネもよかったけど、
この圧倒的な存在感・インパクトにはかないません。


数ある麗子像のなかでは、
比較的初心者向けというか
とても子どもらしい、穏やかな表情だと思います。
一般的に知られている麗子像って、
もっと老成していて座敷童みたいな雰囲気をまとってますもんね。
ちょっと前の兵庫県立美術館のキャッチコピーなんて、
「麗子登場!!」だったくらいで。
けしからんコピーですが、不思議と麗子像のイメージと合っていて
思わず笑ってしまったくらいで。


ちょっと脱線しましたが、
本作の場合、麗子が洋装なのも影響してるのかもしれません。
麗子像の多くは和装が基本で、それゆえ座敷童っぽく見えてしまうので。
髪型もかわいらしいおかっぱですし、
右手にもった一輪の花も愛らしい。
でもまじまじ見てると、ほかの麗子と一緒に夢に出てきそうだ。

野童女
↑ 参考:岸田劉生「野童女」。怖い。


「三菱が夢見た美術館」の公式サイトはこちら
展示は11月3日(水・祝)まで。
興味のある方は、早めに行った方がすいてていいかもです。



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