ホドラー「感情」
またずいぶんと間があいてしまいました……。
気を取り直して、前回に引き続きホドラーの作品をば。
Emotion(1905)
Ferdinand Hodler
フェルディナント・ホドラー「感情」。
同題の作品をホドラーはいくつか描いているようで、
こちらは第3バージョンになります。
真っ赤なポピーの花が咲き群れる野原を、
顔をむこうに向けながら進む4人の女性。
髪型や衣装は微妙に異なり、踏み出す足先も3番目の女性だけ左が前になっているなど
同一の形態を反復しているのではなく、
少しずつ形を変えて配置されていることが分かります。
これもまたパラレリズム(平行主義)の結晶ともいえる作品。
行進なのか輪舞なのかは分かりませんが、
そこには確かなリズムがあり、軽やかな音楽が流れているように思えます。
ちなみにちょっと前まで千代田線から東西線へ乗り換える途中に
「感情」をメインビジュアルにした大きなポスターが貼ってありまして、
会社に行くためには彼女達とは逆方向に歩かなければならないのです。
仕事嫌だなーと思いながら目にするものだから
思わずUターンして帰りたくなっちゃうでした(笑)
話は変わって……
先週の土日、友人の車にロードバイクを積んで秩父まで行ってまいりました。
秩父湖の周辺の坂道を上ったり下ったり、
それはもう太ももが弾けるんじゃないかというくらいのアップダウンで
筋肉痛必至の行軍でした(笑)
そのぶん露天風呂が最高に気持ちよかったし、料理もおいしかった。
阿左美冷蔵で食べた、柿のかき氷の味が忘れられません。
次は自宅から秩父まで、ロードバイクで走破したいなーと考え中です。
明治23年創業、かき氷の名店! ほっぺた落ちるかと思いました。
秩父のループ橋。手前と奥の橋が、ぐるっとつながってます。ひぃひぃ言いながら走破。
今日も明日もがんばろう。
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