英一蝶「富士山図」
2015年最初の美術館詣では、恒例の東博にいたしました。
長谷川等伯の「松林図屏風」も素晴らしかったけれど、
一番印象に残ったのはこちら。
英一蝶の「富士山図」という作品です。
富士山というだけでも吉祥のめでたい一枚なんですが、
なんだかとてものんびりと、ゆるゆるとしていて。
寝正月を引きずっていったせいか、
その気楽なたたずまいがことさら心にしみたわけです(笑)
実際のところは険路を黙々と進む旅人の姿なんでしょうけど、
その歩みが大らかに見えるというのがまたよろしい。
これってわりと理想的な形であったりします。
忙しくても辛くても、トゲトゲしないで大らかでありたいものですね。
さて、今年はどんな年になるかな。
とりあえず、心機一転ということで眼鏡を新調しました。
フレームを寒色の細めのにしたので、
そこはかとなく賢さが醸し出されているような気がします。
そんなこんなで明日からお仕事ですね。がんばりましょう。
今日も明日もがんばろう。
- 関連記事