没後400年 古田織部展
またしても明日で終了の展覧会になりますが……。
松屋銀座の「没後400年 古田織部展」のことを。
古田織部は、桃山時代の武将茶人。
漫画「へうげもの」でもおなじみですね。
師の千利休とは対照的な、斬新な美の世界を茶の湯に取り込んだ人物です。
その作風は奔放で自由そのものですが、
心地よい調和と精神性があって……
と知ったようなことを書いておりますが、
実は織部焼ってあんまり好きじゃなかったんですよねー(笑)
奇抜すぎるというか、いまいちああいう器を使ってるところって想像できなくて。
なので茶道具の展覧会とかでも織部焼のコーナーはさらっと見る程度だったんですが、
今回の展覧会で古田織部の生きた時代や、彼の創意工夫が生まれた背景、
ゆかりの茶道具など見ていたら途端に興味がわいてきまして。
展覧会の構成がすばらしかったのか、自分の嗜好が変わったのかは分かりませんが
とにかく楽しいひとときでありました。
百貨店の展覧会なのに、茶室まで再現しちゃってたりなど気合いが入ってますし
ぼくの好きな志野焼が多めに出てたのもうれしかったな。
会期は明日(19日)まで。
最終日なので閉場時間が早くて、17時までなので要注意です。
今日も明日もがんばろう。
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