クロード・メラン「聖顔」
昨日行ってきた、
町田市立国際版画美術館のおもしろい作品を。
Veronica(1649)
Claude Mellan
クロード・メランの「聖顔」という作品です。
聖骸布にうつった、イエスの御顔。
これをおもしろいと表現してしまうのは罰当たりかもしれませんが、
よーく顔を近づけて見てみると……。
この作品、年輪のように円を中心から重ねていって、
その線の幅を微妙に太くしたり細くしたり調節することで
絵を浮かび上がらせているのです。
これを見たとき、ぱっと思い浮かんだのが↓の動画でした。
ファーバーカステルの動画で、
同じ理屈でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が描かれています。
これもかなり話題になった動画なんですけど、
はるか350年以上も昔に、しかも版画で同じことをやっていたっていうね。
人間ってすごいなぁって、つくづく思わされてしまいました。
ちなみに町田市立国際版画美術館へ行くのはこれが初めて。
町田駅で降りるのもこれが初めて。
なかなか楽しい町でございました。
おもわず腕時計買っちゃった♪
今日も明日もがんばろう。
- 関連記事