ゴッホ「オランダの花壇」
ずっと、実物を見てみたいと思っていた作品です。
Flower Beds in Holland(c.1883)
Vincent van Gogh
フィンセント・ファン・ゴッホ「オランダの花壇」。
色ごとに分けて植えられているのはチューリップ。
オランダが誇る、春を告げる花です。
イメージしていたよりも全体的に少し暗いけれど、
そこにあるのは物憂さではなくて、心静かな日々の営みのように思います。
1883年といえば、初期の代表作「ジャガイモを食べる人々」より2年も前。
初期の「暗黒の時代」とも、後の燃え盛るような筆触とも異なる
不思議と落ち着いた一枚なんですよね。
出会えて本当によかった。
この作品も、三菱一号館のワシントン・ナショナル・ギャラリー展で展示されていました。
おすすめの作品です。
今日も明日もがんばろう。
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