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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

スティピュラの万年筆

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スティピュラのモデルTラピスという万年筆を買ってしまいました。


スティピュラ モデルTラピス



ペン先はチタンでできており、「TITANIO」との刻印が。
一般的な万年筆のペン先は18金、14金や特殊ステンレスを使っていて、
チタン製は調整が難しいこともあって珍しいそうです。
金よりもやわらかく、しなやかな書き味で
筆圧がなくてもすいすい書ける感じ。おもしろいです。
インクは純正品のダークブルー。
オーソドックスな色は初めてのような……(笑)


クリップにはラピスラズリの天然石が埋め込まれていて、
いかにもイタリアなシャレオツデザイン。
ただし、20世紀初頭に登場した大衆車T型フォードに
インスピレーションを得てつくられたというだけあって、
イタリア万年筆としてはお求めやすい価格だったりします。
ちなみにラピスラズリは、
フェルメールが好んで使用したウルトラマリンブルーの原料。
日本では瑠璃や天藍石の名称で知られており、
かつては金よりも高価で「天空の破片」とも呼ばれていたそうです。
……クリップに埋め込まれてるの、ホントに本物なのかな。。



もともとはアウロラのオプティマに惹かれてたんですが、
ラーメンの丼みたいな模様がちょっと嫌で
同じような雰囲気のブルー系の万年筆はないか……ということで
スティピュラにたどりついたわけです。
ただ、調べてみたら最近になって生産中止になったっぽくて
確かに店頭にも並んでないんですよねー。
で、我慢できなくなって某専門店で取り寄せてもらって……という次第。
今のうちに手に入れとかないと後悔しそうだったので。


デルタのドルチェヴィータを買ってから半年もたってないんで
さすがに我慢しようかとも思ったんですけど、
先月中頃から体調を崩していて
土日は基本的に自宅療養という状況で
ストレス解消のためには物欲を満たすしかない……! と。
家でやることといったら読むか書くしかないですしね。
これで手持ちの万年筆は計5本に。
もともとの4本は用途を分けてほぼ毎日使ってるんですが
さてこれからは、どう使い分けようかなーなど
あれこれ悩むのも楽しいものです。



今日も明日もがんばろう。
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