イヴ・タンギー「火、色彩」
大好きなイヴ・タンギーの作品を。
富山県立近代美術館の所蔵、「火、色彩」です。
例によって謎めいたタイトルです。
「色彩」はなんとなく分かるけど、
「火」は何を意味しているのだろう。
タンギーが描く形態はどことなく、炎の揺らぎに見えなくもないけれど。
これらをむすぶ糸、そして実在を主張するような濃い影。
不可解な世界なのにどこか心地よく、
いつまでも浸っていたいと思わせる魔力があります。
この作品は、東京ステーションギャラリーの
「ピカソと20世紀美術」という展覧会に出ていました。
北陸新幹線開業記念ということで、
富山県立近代美術館コレクションから
9点のピカソ作品とともに、20世紀美術の流れを追うというもの。
ダダ、シュルレアリスム、抽象、ポップアートなど
大きく変じていく絵画の流れのなかにあって、
やはりMr.シュルレアリスムのタンギー作品は超然としておりました。
それにしても、あっというまの5連休でした。
日・月は実家でのんびりくつろいで、
火曜は友人と霞ヶ浦の先の北浦湖というところまで行って、
ロードバイクで颯爽と走ってまいりました。
ところどころ砂利道があるのであまりロード向きではないんですが、
真っ青な空の下、湖と水田に挟まれた道を走るのはとても爽快で
ついでに鹿嶋海岸まで行っちゃったりして……。
子どもの日だけに、童心にかえって遊んでリフレッシュいたしました。
帰りに土浦で食べたうなぎも美味しかったなー。
次は三浦半島一周を計画しております。楽しみじゃ。
※拍手コメント、拝読しております。ありがとうございます。
今日も明日もがんばろう。
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