足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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小林清親「浅草夜見世」

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しみじみと胸に迫り来るのは郷愁でしょうか。
ずっと続くと思っていたのに、いつのまにか失われていた少年時代。
その面影を、清親の版画を見るたびに思うのです。


小林清親「浅草夜見世」




小林清親「浅草夜見世」。
描かれているのは明治時代の情景ですが、
子どもの頃に行ったお祭りのことを思い出すんですよねぇ。
親からもらった小銭をだいじに握りしめて、
何を買おうかと一生懸命あたまを働かせて。
昔から人混みがきらいな自分ですが、
このときばかりは胸をワクワク高鳴らせたものです。


清親の版画には大男に似つかわしくない童心があふれていて、
芸術作品というよりは写生会の絵のような、
そんな気楽さで見てしまいます。
もちろんそれは確かな技術に裏打ちされたもので
ピカソやクレーが求めた幼いまなざしだったりするわけです。
駄目な大人になってしまった今、
こういう作品に触れると……なんだか心が洗われるんですよね。



練馬区立美術館で5月17日まで、
「没後100年小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」が開かれています。
そして太田記念美術館では5月28日まで
「広重と清親 ー清親没後100年記念」という展覧会が。
どちらかの半券をもっていれば割引してくれるので、
合わせて見ることを強くおすすめします。
といっても、練馬区美のほうは明日が最終日なんですが……。
天気がいいみたいだし、また行ってみようかと思います。




今日も明日もがんばろう。
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