コロナ感染記 その5 (滞在部屋、食事のことなど)
前回の続きです。
2月6日(土)
部屋のこと
これから1週間ほど滞在するのは、
ビジネスホテルのシングルルーム。
出張とかで一晩泊まる分にはいいけれど、
1週間……となると少ししんどいものはあります。
部屋から出ちゃいけないし、窓も開けちゃいけない。
まぁオールドボーイの10年やら15年やらに比べればはるかにましです。
韓国版、ハリウッド版、原作の漫画もどれも面白いのでお勧め。
自粛生活に疲れたときは是非に。餃子が食べたくなるかもしれない。
部屋に入ってしばらくするとホテルの方から連絡があり、今後の過ごし方について通達。
その後またしばらくして、今度は看護師の方から連絡。
入館時に受け取った封筒に入ってた、パルスオキシメーターの使い方など教わりました。
これから毎日、朝夕に体温と酸素飽和度、脈拍を測り、アプリで管理していくとのこと。
また、持参した解熱剤などはしばらく服用しないように、と。
症状が回復しているかどうか、解熱剤で熱を下げちゃうと見極められないので。
もし体温が上がってつらい場合は事前に連絡すれば、薬飲んでもいいとのことでした。
ここ数日、いろんな立場の方から連絡をいただいてきたわけですが、
みなさんとても指示がわかりやすく、落ち着いた話しぶりでした。
たくさんの患者さんに接してきたからでしょうね。頭が下がります。
ホテルでの過ごし方
繰り返しになるけれど、当然のことながら勝手に部屋から出るのはNG。
密閉性高いので寒さは全く感じず、わりと快適です。
前回書かなかったけど、加湿器あると良かったな。
ハンディタイプの加湿器なんて持ってないから、仕方ないけれど。
テレビはかなり大きい壁掛け式のがあるけど、
基本的にはベッドに寝転がってみる感じの配置なのでちと不便。
テレビつけるとコロナの話ばかりなので、PCに向かう時間のほうが長くなりそうです。
お風呂はユニットバス。入浴剤でもあると気分転換になったかも。
食事は3食提供で、館内放送を合図に1階ロビーに取りに行く形式。
各1時間に限られるので、ここを逃すとちょっとしんどいことになりそう。
念のため携帯食は部屋に置いておいたほうがよさそうでした。
なお、外部との接触は厳禁かと思いきや、
差し入れをもらうのは大丈夫とのこと。
ただし事前に申請する必要があり、ビン・缶類はNG。
お酒類なども当然NG。
また、朝夕に同じく館内放送で、体温などの計測のアナウンスが。
もし体調が急変したりしても、看護師が常駐してくださってるので安心。
で、これら館内放送がなかなかの音量でして、
web会議の時間帯はうまく調整しなくちゃならんなと思いました。
(音量大きくないと聞き逃すので、それは全然OK)
食事のこと
幸いにも味覚嗅覚に異常はなく、食欲もそれなりにあるので
食事の時間はわりと楽しみだったりしまして。
夕刻、館内放送を合図に1階ロビーを目指すと、
さっそくほかの患者さんと遭遇しました。
部屋着の女性だったのでいちおう目を伏せつつ…
1階ロビーに行くとすでに6、7人くらいの患者さんがいて、
でもみんな同じように顔を伏せて、当然会話もなく。
入館時は緊張で気付かなかったんですが、ペッパー君の声だけが響き渡っていました。
噂に聞いていたやつですね。ペッパー君ありがとう。
お弁当は冷たいまま食べると思っていたら、レンジが複数台置いてあるのでチンして温めて、
ミネラルウォーターや栄養食品なども回収して再び部屋へ。
さて、お弁当。
噂通りのガッツリ系ではありましたが、揚げ物はなく、胃もたれすることなくいただけました。
野菜が少ないのだけが気にはなりましたが、その辺は野菜ジュースでカバーできるし
それなりに美味しくいただけたので問題なし。
一応写真も撮ったけど、ここには載せないでおきます。
弁当の写真だけ見て批判的なことを言う人もいらっしゃるようなので・・・。
そんなこんなで、今に至ります。
久々に長い文章書いてるな。
書き物してるとあっという間に時間が過ぎていくので
こういう状況下だととても便利です。
当分、更新しっかり続けていきたいと思います。
さて、お風呂入ろっと。
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