Spirit Fest (最近よく聞く音楽3)
まずは2曲お聞きあそばせ。
1曲目はドイツのバンド、Notwistの「Consequence」。
2曲目は日本のポップユニット、テニスコーツの「バイババビンバ」。
ドイツと日本、この2組が合体するとこうなります。
ということで、Spirit Festです。
Notwistの中心人物であるマーカス・アーチャーが2005年に来日した際、
タワレコで視聴したコンピレーションアルバムに
テニスコーツの楽曲が収録されていたそうで
以来、彼はテニスコーツの大ファンになり……
約10年の時を経て意気投合、ユニット結成に至る、と。
もともと僕はNotwistの「Consequence」という曲が大好きで、
あれこれ調べていったらSpirit Festにたどり着いてどはまりしてしまったわけです。
シンプルなメロディライン、哀愁漂う、ささやくような歌声。
アルバムのどこを切り取っても、映画のワンシーンのように映像が浮かんでくる感じ。
マーカスとテニスコーツのボーカルさや、2人の声の相性もすごくいいんですよね。
↑の「River River」はマーカスがメインですが、
↓の「あのひと」は、さやがメイン。どちらも素敵。
普段せわしなく過ごしていると、こういう楽曲がえらく沁みてくるんですよね。
なんだろうなぁ、癒されるけどそれだけじゃなくて、
懐かしかったり寂しかったり、心細かったりほっとしたり、
その時々の心の襞にそっと折り重なってくるような。
「Take me home」。
おうちに帰らなきゃ。
子供のころの、夕暮れ時の記憶がよみがえってきます。
「ひとりまつり」。
歌詞も素敵なんです。
僕が生まれたのは、君に会うためなので
すぐにあなたのもとへ現れます
にぎわう街に出たり、一緒に過ごした後は
ボクのひとりまつりが始まります
ああ、ここにただいたくなる
もう10年もたつんだな。
さびしくなってしまいました。
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