モネ「セーヌ河の朝」
結局モネかよ、と突っ込まれてしまいそうですが、
ブリヂストン美術館の企画展「セーヌの流れに沿って」で、
一番印象に残った作品はクロード・モネなのでした。
Morning on the Seine(1897)
Claude Monet
※画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
「セーヌ河の朝(ジヴェルニーのセーヌ河支流」。
近くで見た時はふうん、なるほどねーという感じで通り過ぎてしまったんですが、
遠ざかって振り返って見たとき、思わず心をわしづかみにされてしまいました。
この感覚は、多分実際に絵を前にしないと分からないんじゃないかと。
ブリヂストン美術館所蔵の「睡蓮」「睡蓮の池」に挟まれる形になっていて、
色合いの妙というか、なんとも陶然とした心持ちになるのです。
「つみわら」の連作もそうだけど、
モネの作品って並べて比較することで
まったく違った魅力が生まれるわけですね。
Water Lily Pond(1907)/Morning on the Seine(1897)/Water Lilies(1903)
Claude Monet
ちなみにこちらの「セーヌ河の朝」はひろしま美術館の所蔵ですが、
これは1896年から97年にかけて描かれた21点の連作のひとつ。
あぁ、グランパレに行きたい。。。
ブリヂストン美術館の「セーヌの流れに沿って」は、12月23日まで。
そのあとひろしま美術館に巡回するみたいです。
ホームページはこちらをご覧ください。
すてきな作品がたくさんあったので、
しばらくこちらの作品を紹介していきたいと思います。
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