足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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エヴァレット・ミレイ「あひるの子」

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前回ご紹介した、ブグローの「少女」。
国立西洋美術館でその隣に飾られているのが、
ジョン・エヴァレット・ミレイの「あひるの子」です。


あひるの子
Ducklings(1889)
John Everett Millais
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。




アンデルセンの「醜いアヒルの子」に材を取ったと思われる、少女の姿。
髪は無造作に伸び、衣服は汚れ、暗い背景と足元から伸びる影が印象的です。
画面下部には黄色いアヒルが描かれているものの、
少女の瞳は強くこちらを見据えており、
境遇を妬むことなく恥じることなく、
真摯に生きようとする強さが見てとれます。
やがて美しく生まれ変わることを予感させるような、
強い意志を秘めたまなざしですね。


国立西洋美術館の常設展には何度も足を運んでいるんですが、
ブグローの「少女」とミレイの「あひるの子」が並んでいるのを見ると、
ついつい足が止まってしまいます。
かたや少女の無垢な愛らしさにフォーカスを当てた作品、
かたや少女の過去や未来を想像させる、テーマ性のある作品。
皆さんはどちらが好きでしょうか?

少女 あひるの子_部分




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-2 Comments

Masaru  says..."なるで美術館のようなブログですね!"
この絵は、地元新聞の記事で読みました。東京に行く機会がないので、国立西洋美術館でまだ見ていまいので、いつか、是非、鑑賞したいと思っています。足立区綾瀬美術館annexさんのブログを鑑賞していると、まるで、美術館にいるようです。これからも、多くの作品を読者に紹介し続けてください。
2010.12.23 16:31 | URL | #- [edit]
スエスエ201 says..."Re: なるで美術館のようなブログですね!"
国立西洋美術館は何回行っても新たな発見があって、お気に入りの場所です。こちらにお越しの際は、是非に是非に♪ コメントいただけるととても励みになります。今後ともよろしくお願いいたします。
2010.12.24 02:00 | URL | #- [edit]

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