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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

モネ「赤とピンクの芥子」

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渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムの
「モネとジヴェルニーの画家たち」を見に行ってきました。
北九州市立美術館での展示のほうが先だったので
今か今かと待ち望んでいたんですが、
ようやく念願かなってご対面。
めくるめくモネの世界を堪能……と思いきや、
どっちかというと同時代にジヴェルニーで活動した
アメリカ人画家の作品が中心だったみたいで。
あ、もちろんモネの作品も堪能しましたよ。


赤とピンクの芥子
Red and Pink Poppies(1883)
Claude monet
※クリックすると拡大してご覧いただけます。




特に印象深かった作品がこちら。
クロード・モネ「赤とピンクの芥子」。
前半で知らなかった画家の風景画がずっと続いたあと、
ひょこっと出てきたのがこの作品なので、
インパクトが大きかったのかもしれません。
モネのこの手の静物画もあんまりお目にかかる機会がないですしね。
そういった意味ではとても新鮮でした。


ただ、ちょっと首をひねったのが「芥子(ケシ)」という日本語訳。
「Poppies」だったらヒナゲシでいいんじゃないの?
そっちのほうがモネっぽくない? なんて思ったんですが……
よく調べてみたら、同じ「Poppies」でも
ケシとヒナゲシ両方の意味があって、
ヒナゲシの場合は花弁が4枚なんですね。
一方、ケシの場合は花弁が4枚のものもあれば、八重咲きのものもあるのだとか。
モネの作品はボタンゲシという品種に似てますね。
浮世絵にも好んで取り上げられた品種だそうで、
浮世絵好きのモネだったらこの花を選んでも不思議はないなぁと。
絵画を心から楽しむなら、植物の知識もあったほうがいいってことですね。

ボタンゲシ
↑ボタンゲシ



Bunkamura ザ・ミュージアムの「モネとジヴェルニーの画家たち」は、
2月17日までの展示のあと、岡山県立美術館へ巡回します。
東京では、モネの作品は全14点。
おなじみの「積みわら」や「睡蓮」を筆頭に、
移ろう光を描いたモネの世界観を堪能できます。
モネ以外のアメリカ人画家の作品も一見の価値ありですよ。
ホームページはこちらをご覧ください。



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