ルノワール「アルフォンス・ドーデ夫人の肖像」
今日はウィンナー・ワルツ・オーケストラの
宮殿祝賀コンサートを聞きに行ってきました。
場所は横浜のみなとみらいホール。
開場前から大行列、中に入ったらものすごい壮麗な雰囲気でした。
そして1曲目はジョルジュ・ビゼーの「アルルの女」より、「ファランドール」。
アルフォンス・ドーデの戯曲を上演するにあたって
ビゼーが作曲したものだそうですが、
ドーデといえば……前に拙ブログでも登場してますね。
Portrait of Madame Alphonse Daudet(1876)
Pierre-Auguste Renoir
ルノワール「アルフォンス・ドーデ夫人の肖像」。
前回は息子のリュシアン君がメインだったので、
今回は奥様をメインにご紹介。
それにしてもきれいですねぇ。
あぁ、前回と同じ感想だな、これ(笑)。
黒髪に、きりりと太めの眉。
涼しげな目元に鼻筋が通っていて、
いかにも知的な表情ですね。
ドーデ夫人も文学の素養があったらしく、
文学論をいくつか発表しているようです。
アルフォンス・ドーデは夫人をとても大切にしていたようで、
新聞で夫人のことを悪く書かれたときには、
記事を書いた主幹に決闘を申し込むほどだったとか。
「ファランドール」はクラシックにうとい僕でも聞いたことがある、
雄々しく勇ましい楽曲でした。
オーケストラの生演奏で聞くと圧巻ですね。
公演では踊りあり、歌ありの聞いて見て楽しめる内容で、
アンコールでのバイオリンとチェロ2人による「パッサカリア」も印象的でした。
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