酒井抱一「四季花木図屏風」
今日は出光美術館「琳派芸術(前期)」を見て、
そのあと畠山記念館「酒井抱一 琳派の華」に行ってきました。
抱一生誕250年を2連発ということで、なんとも贅沢な一日。
最後に時間があまったので、もう一回日比谷に戻って
三菱一号館美術館の「カンディンスキーと青騎士」(2回目)も。
ということで、まずは畠山記念館の逸品をご紹介します。
Flowers and Trees of the Four Seasons
Sakai Hoitsu
酒井抱一「四季花木図屏風」。
四季彩々、色とりどりの季節の花が乱れ咲く
豪華絢爛な屏風絵です。
琳派による同テーマの作品(四季草花図屏風)は
出光美術館の「琳派芸術」でもいくつか展示されていたけど、
構図の妙というか、可憐な草花と桜の巨木の対比もあって
こちらの作品の方が強く印象に残りました。
艶やかだけど、けばけばしさはなくて
前に座ってずっと見ていたい雰囲気。
畠山記念館は、普通の美術館と違って
まず入り口でスリッパに履き替えるんですね。
で、畳の上で鑑賞できるスペースがあって、
そこで抹茶をいただくこともできるんです(別料金)。
公開点数は少ないものの、
今回みたいに丸の内周辺の美術館と合わせてだったら
また行ってみたいなぁと思わせてくれる素敵な場所でした。
庭園美術館や松岡美術館とセットでまわるといいかもです。
2月6日の「日曜美術館アートシーン」で紹介されるそうなんで、
気になる方はぜひチェックしてみてください。
後期展示では酒井抱一の「風神雷神図」など、
展示作品がガラッと変わるそうなので
また出光美術館とセットで見に行こうかと思ってます。
ところで前にも書いたかもしれませんが、
白金台の駅前のTSUTAYAは美術書(洋書)の品揃えが充実してるので、
近辺の美術館めぐりの後は必ず立ち寄ることにしてます。
今回はクリムトの画集と、
30年近く前の「鏑木清方展」のカタログを買ってしまいました♪
ぽちっとお願いします!
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