「現代のドガ」、ロバート・ハインデル
「現代のドガ」と呼ばれたアメリカの画家、ロバート・ハインデル。
踊り子の画家ドガと同じようにダンサーに魅せられ、
バレエやミュージカルを題材とした作品を多く発表しています。
Coloured Ribbons
Robert Heindel
こちらはロバート・ハインデル「Coloured Ribbons」。
黒い衣装の踊り子の周りを、
無数の鮮やかなリボンが円を描き舞い踊ります。
踊り子の躍動感よりも、
思わず息を呑んでしまう瞬間の美しさを描いているのも
ドガと似通っているように思います。
それでは、以下ハインデルの作品をずらっと。
これは構図もドガっぽい。「浴盤」的な視点。
練習風景でしょうか?背後の赤い直線が鮮烈。
ファントム(オペラ座の怪人)ですかね。右下に仮面が。
情感あふれる、舞台裏の風景。
背景を金にすると、クリムトっぽくなる。
さて、バレエといえば5月から公開の「ブラック・スワン」。
ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を取った作品ですが、
気になってはいるものの、予告編みたらなんかストーリーがややこしそうで…。
評判よければ見に行こう♪
ぽちっとお願いします♪
- 関連記事
-
- 仙ガイ義梵「○△□」
- 小林古径「極楽井」
- 竹久夢二「水竹居」
- 「現代のドガ」、ロバート・ハインデル
- 跡見玉枝「桜花図屏風」
- ジャン・ブロック「ヒュアキントスの死」
- 鳥居清長「当世遊里美人合 叉江涼」