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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

「現代のドガ」、ロバート・ハインデル

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「現代のドガ」と呼ばれたアメリカの画家、ロバート・ハインデル。
踊り子の画家ドガと同じようにダンサーに魅せられ、
バレエやミュージカルを題材とした作品を多く発表しています。


Coloured_ribbons
 Coloured Ribbons
 Robert Heindel




こちらはロバート・ハインデル「Coloured Ribbons」。
黒い衣装の踊り子の周りを、
無数の鮮やかなリボンが円を描き舞い踊ります。
踊り子の躍動感よりも、
思わず息を呑んでしまう瞬間の美しさを描いているのも
ドガと似通っているように思います。
それでは、以下ハインデルの作品をずらっと。



Robert_Heindel_1
 これは構図もドガっぽい。「浴盤」的な視点。


Robert_Heindel_2
 練習風景でしょうか?背後の赤い直線が鮮烈。


Robert_Heindel_3
 ファントム(オペラ座の怪人)ですかね。右下に仮面が。


Robert_Heindel_4
 情感あふれる、舞台裏の風景。


Robert_Heindel_5
 背景を金にすると、クリムトっぽくなる。



さて、バレエといえば5月から公開の「ブラック・スワン」。
ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を取った作品ですが、
気になってはいるものの、予告編みたらなんかストーリーがややこしそうで…。
評判よければ見に行こう♪




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2 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011.04.26 22:31 | | # [edit]
スエスエ201 says..."Re: タイトルなし"
> ひなさん

こんばんわ。
ハインデル、お気に召していただけたようで何より♪
ちょっと大人向けではありますが、素敵な作品ばかりです。

絵画も音楽も、子どもの頃に毎日接したものって
大人になってからも大切なよすがになりますからね。
なるべくやさしげな絵がいいと思いますよ。

ボードレールに限らず、この時代の人ってホント多才というか、いろいろやってますもんね。
ラスキンなんかも、批評家と思いきや絵もうまかったりしますし。
今とちがって、いろんな芸術が緊密につながりあってたんだと思います。


追記:僕の仕事は編集ですが、編集の奥義は「知ったかぶり」ですから(笑)
2011.04.27 01:34 | URL | #- [edit]

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