ルノワール「シャルパンティエ夫人とその子どもたち」
ルノワール「シャルパンティエ夫人とその子どもたち」。
左側の女の子は犬の背中に体を預けてるのかな?
西洋絵画において、犬はいつだって忠節の象徴として、
家族の愛すべき一員として、良き友人として描かれます。
Georges Charpentier et ses enfants(1878)
Pierre-Augustê Renoir
ほんとは今回もルオーの作品を紹介する予定だったんですが、
わけあって寄り道です。
それでは以下、コピーライターの児島令子さんの文章を引用させていただきます。
日本ペットフードの広告で使われたものです。
死ぬのが恐いから
飼わないなんて、
言わないで欲しい。
おうちを汚すから飼わないというなら、
犬はお行儀を身につけることができる。
留守がちだから飼わないというなら、
犬はけなげにも、孤独と向き合おうとする
かもしれない。貧乏だから飼わないというなら、
犬はきっといっしょに貧乏を楽しんでくれる。
だけど・・・死ぬのが恐いからって言われたら、
犬はもうお手上げだ。すべての犬は、永遠じゃない。
いつかはいなくなる。でもそれまでは、
すごく生きている。すごく生きているよ。
たぶん今日も、日本中の犬たちはすごく生きていて、
飼い主たちは、大変であつくるしくって、
幸せな時間を共有しているはず。
飼いたいけど飼わないという人がいたら、
伝えて欲しい。犬たちは、
あなたを悲しませるためにやっては来ない。
あなたを微笑ませるためだけにやって来るのだと。
どこかの神様から、ムクムクしたあったかい命を
預かってみるのは、人に与えられた、
素朴であって高尚な楽しみでありますよと。
ピーチ、今までおつかれさまでした。
向こうでプリンが待ってるから、
きっと寂しくなんかないはずだよ。
しばらくは母娘水入らずで、のんびりしてるといいよ。
といっても君たちはじっとしてられなくて、
向こうでも走り回って大騒ぎしてるんだろうなぁ。
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