竹内栖鳳「大獅子図」
サントリー美術館「鳳凰と獅子」より、
獅子といったらこの人でしょう。
竹内栖鳳「大獅子図」。
大きい獅子の図というか、獅子より大きい図(笑)
Large Lion(c.1902)
Takeuchi Seiho
昨年冬にもニューオータニ美術館で竹内栖鳳の「獅子」を見たんですが、
今回の「大獅子図」はさらにリアルですね。
リラックスした姿勢なのに威圧感がピリピリ伝わってくるのは、
これまさに王者の貫禄。
いたずらに吠え立てることはせず、
かといって容易に近づくことも許さない。
そんな獅子の特徴を、栖鳳は見事にとらえています。
さて、紹介しといてあれですが、
竹内栖鳳の「大獅子図」はすでに展示が終わってしまったんです。
サントリー美術館の「鳳凰と獅子」自体は7月24日までなんですが、
展示が細かく切り替わるようで
「大獅子図」は6月27日までだったんですよね。
次はどの美術館で、どの獅子に会えるかな。
同じ猫科の動物でよろしければ、
7月末から山種美術館の「夏休み企画 日本画どうぶつえん」で
栖鳳の傑作「班猫」に出会えますよ。
こちらも要チェックです。
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狩野永徳「唐獅子図屏風」
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