東山魁夷「緑潤う」
萌ゆる緑は春の色。燃ゆる緑は夏の色。
あぁ美しき、京の四季。
静かに燃ゆる、京の夏。
そんな京都の庭園を描いたのが、
東山魁夷の「緑潤う」です。
山種美術館「美しき日本の原風景」より。
東山魁夷に京都の自然を描くよう薦めたのは、
かの文豪、川端康成。
「京都は今描いていただかないとなくなります。
京都のあるうちに描いておいてください」
この言葉を受けて、魁夷は「緑潤う」を含む
京洛四季の連作を手掛けます。
以下は魁夷の言葉。
京都の自然は庭園であり、
京都の庭園は自然である。
美しい自然を人間の美の心によって
庭園として構築する。
自然と人間とが互いに心を通わせ
力を合わせて造り上げた庭である。
ということで、明日から京都旅行に行ってきたいと思います。
まだどこに行くか決めきれずにいるのですが、
おそらくフェルメール展を見て、京都国立近代美術館も行って、
青蓮院、建仁寺あたりを2日間かけて見る感じかと。
アサヒビール大山崎山荘美術館も気になっていますが、
もう少し悩みたいと思います。
一応、1日につき2カ所くらいをゆっくり回ろうかと。
あ、ちなみに山種美術館の「美しき原風景」は
7月24日(月)までです!
まだの人は急いで!
ぽちっとお願いします♪
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