足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

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1886年の第8回印象派展でセンセーションを巻き起こした、
ジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」。
「新印象派」という言葉はこの作品を見た批評家が最初につかったもので、
まさに新時代の幕開けにふさわしい傑作といえます。


スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
A Sunday Afternoon on the Island of La Grande Jatte(1884-86)
Georges Seurat




スーラといえば、点描。
科学的・数学的理論に基づいて配置された
無数の色彩の点は隣どうし溶けあい、
鮮やかな光の世界をつくりだします。
感覚ではなく、秩序によって生み出される新たな芸術は
多くの画家に影響を与えました。
ロートレックとともに印象派展を訪れたゴッホも
グランド・ジャット島の日曜日の午後」から霊感を受けており、
一時期、点描技法による鮮やかな色彩世界をためしています。


ところでこの作品、サイズは約2×3メートルの大作なんですが
いったいどれくらいの数の点で描かれているんでしょうか。
考えるだけで気の遠くなるような作業を
スーラは丹念に、時間をかけて続けたわけですが……。


そんな疑問に、あるモノを使ってこたえたアーティストがいます。
彼の名は、クリス・ジョーダン。
米国で1分間に消費される数に等しい
40万個ものあるモノを使用し、
スーラの点描による「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を再現しています。
百聞は一見にしかず、まずは下記サイトをご覧あれ。
表示された画像をクリックすると、
どんどん細部にズームアップしていきます。
やがて見えてくるものは……??

クリス・ジョーダンのサイトはこちら



クリス・ジョーダン「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
ぱっと見は、「グランド・ジャット島の日曜日の午後」だけど……。


クリス・ジョーダン2
画面中央、赤い傘の女性をズームアップすると……。


クリス・ジョーダン4
点描!? ではなくて、何かが見えてきます。続きはクリス・ジョーダンのサイトにて♪

http://www.chrisjordan.com/gallery/rtn/#caps-seurat


クリス・ジョーダンのサイトでは、このほか
5万個の100円ライターでつくったゴッホの「星月夜」や
24万枚のビニール袋でつくったボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」など
とにかくすんごい作品の数々を見ることができます。
それにしても、どうやって作ったんだろう、これ……。



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