足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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ウォーターハウス「オフィーリア」

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前々回に紹介した、ウォーターハウスの「シャロットの姫」
睡蓮の浮かぶ濁った水面、生い茂る葦、
そして死を目前にしたうら若き乙女。
ウォーターハウスは同様のシチュエーションで、
まったく別の物語を題材にした作品を1894年に発表しています。
それが「オフィーリア」です。


オフィーリア
Ophelia(1894)
John William Waterhouse




柳の倒木に腰掛け、
両腕を持ち上げて髪を整えるような仕草を見せるオフィーリア。
彼女はシェークスピアの戯曲「ハムレット」のヒロインであり、
ハムレットとのすれ違いや父の死など
打ち続く悲しみに気を狂わせ、溺死してしまいます。
本作は、溺死寸前のオフィーリアを描いたもの。
狂気も苦悩もそこには見えず、
死を前にして澄み切った表情がいっそう悲哀を誘います。
脚の上に無造作に置かれた花々は、ハムレットのために摘んだものなのか。


こうした水辺の女性という構図を、
ウォーターハウスは他の作品でも多く残しています。
次回も同様の構図で、男性がいろんな意味で
ドキッとしてしまうような作品を紹介したいと思います。お楽しみに~。



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J.W.ウォーターハウスJ.W.ウォーターハウス
(2006/11)
ピーター・トリッピ

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