フレンチ・ウィンドウ展に行ってきました
遅ればせながら、
森美術館の「フレンチ・ウィンドウ展」に行ってまいりました。
フランスの「マルセル・デュシャン賞」の10周年を記念した企画で、
同賞のグランプリ受賞作家と一部の最終選考作家、
さらにデュシャン本人の作品が集結。
写真から映像、インスタレーションまで、
フランス現代アートを凝縮した展示でした。
ブログでもtwitterでもよく書いてることなんですが
ぼく、現代アートに関しては無知もいいとこで、
「面白いけどよく分からんなー」というスタンスです。
ただ、だんだん自分のなかで受け入れる素養ができあがってきたのか
それとも今回の展示が抜群に面白かったのか、
最初から最後まで飽きることなく楽しませていただきました。
やっぱりこういうのは、実際に足を運ばなきゃね。
一番気に入ったのは、ローラン・グラッソの映像作品。
砂鉄を動かしたような鳥たちの群舞「鳥たち」、
森の小径を歩いていると後ろからコウモリの群れがかけぬける「ホーンの視覚」。
ちょっと怖いけど、目が離せなくなってしまう。
不思議な世界です。
そのほか、ニコラ・ムーランの近未来的な都市像や
東京の街並を透かし見る、マチュー・メルシエの透明な扉、
合成としか思えない、フィリップ・ラメットの重力に逆らう写真などなど。
有名なデュシャンの「泉」(男性用便器にサインをした作品)や
「モナリザ」に口ひげを描きこんだ「L.H.O.O.Q」も面白かった!
もっと早くに行っておけばよかったと、ちょっとだけ後悔です(笑)
デュシャン「泉」。発表当時、物議を醸した問題作。そりゃそうだ。
そして現在、六本木ヒルズでは「スカイアクアリウム」をやってまして。
地上52階に設けられた、天空の水族館。
えぇ、行きましたとも。
ひとりで。
寂しくて泣いちゃうかと思った。
スカイアクアリウムのクラゲたち。
ピントが合ってないのは、涙でレンズが曇っていたからでしょう。。。
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