足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

青木繁「朝日(絶筆)」

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先日、ブリヂストン美術館の青木繁展で見た、「朝日」。
作品の舞台である唐津湾は北向きに開いているため、
本来この海に朝日が昇ることはないそうです。
青木繁は想像によって、昇るはずのない太陽を描きました。
それまでの動的な海景から一転して、穏やかな海にのぼる朝日を。


青木繁「朝日(絶筆)」
The Morning Sun(1910)
Aoki Shigeru




早逝の画家が最後に描いた海は、
おどろくほどに穏やかでした。
水平線の向こうからのぼった太陽は
しずかに空を照らしています。
画家が願ったものは何だったのでしょうか。
心の平穏か、それとも自身の再生か。
この作品を前にして、ぼくは何だか心が洗われるような気がしました。
実にあたたかく、やさしい作品だったのです。



ここ1ヶ月くらいのあいだに、
ちょっと信じられないようなことが立て続けに起こっています。
奇跡としか思えない出来事が起こるたびに、
泣いたり笑ったり、喜んだり悲しんだり。
でもそのたびに、信じる気持ちは強くなっていきます。
偶然ではなく必然なのだと、
もっと素晴らしい奇跡が待っているはずだと。


Miracles happen to those who believe in them.
奇跡は、それを信じる人にこそ訪れます。
だからこそ、それが10年20年先だろうと
ぼくは信じて待てると思っています。
1人では無理かもしれないけど、2人なら。
つらさや苦しさは変わりなく続くかもしれないけれど、
信じ続ければ――北の海に朝日がのぼったって、ちっとも不思議ではない。
めのくらむような素敵なことが、ぼくたちの上に起こりますように。


※はからずも宗教っぽい文章になってしまいましたが、
 そういうことではございませんよ。




今日も明日もがんばろう。
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