フェルメール「天秤を持つ女」
この夏、ぼくは世界一しあわせでした。
このブログを定期的に読んでくださっている方なら
とっくに気づいているかもしれませんが、
人生でこれ以上はないというくらいの恋をして、
自分のすべてを受け入れてくれる人と出会って、
そんな2人だからこそ、短い期間でひとつの答えにたどりつきました。
この絵をもって、区切りとしたいと思います。
ぼくからの最後の回答であり、ここから再スタートとしましょう。
Woman Holding a Balance(c.1664)
Johannes Vermeer
フェルメール「天秤を持つ女」。
覚えていないかもしれないけれど、
最初に交わした会話がフェルメールでした。
いろんな寓意が込められた作品だけど、
ぼくはこの絵から
安らぎと、静けさと、そして希望を感じます。
こういう気持ちになれたのは今朝方なのですが、
ようやくぼくも、迷わずにすみそうです。
これからもぼくは、幸せな気持ちでいられそうです。
昨晩、友人と飲んでいて
ふいに涙があふれて、子どもみたいに泣きじゃくってしまいました。
幸いなことに、そいつはとてもできた男で
理由を聞かずに、泣き終わるまで
黙って待っていてくれました。
いろんな人に支えられて生きているんだなぁと、
そのときあらためて実感しました。
ぼくは決してひとりではないから、
心細くてもなんとかやっていけると思うのです。
さて。
終わりははじまりであり、
遠く未来をみつめれば、
もうひとつのはじまりがぼくを待っています。
そのときに紹介すべき絵も決まっています。
いつになるかはわからないけれど、
その日を楽しみに、ぼくはがんばっていこうと思います。
今日も明日もがんばろう。
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